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新世界で歌謡劇場が復活の狼煙☆「新世界シアタ-朝日」で『年忘れビッグ歌謡ショ-』開催決定☆

通天閣地下で開催されていた通天閣歌謡劇場が閉館して約2年、新世界から演歌の灯が消えかけていましたが、場所を変えて歌謡劇場が復活する狼煙が上がりました。

朝日劇場の隣、映画館が先月末で閉館し、その場所「新世界シアタ-朝日」で、12月23日、24日の2日間、『年忘れビッグ歌謡ショ-』が開催されることになりました。

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「シアタ-朝日」前には告知ポスタ-が掲示され、出演される歌手の顔ぶれは、吉野悦世さん、七海りかさん、早浪美加さん、その他、通天閣歌謡劇場にも出演されていた方も多数おられ、懐かしさを感じます。

以前、通天閣歌謡劇場が行われる日には、歌謡劇場ファンの方が新世界の飲食店にも立ち寄り、常連客になっていました。

しかし、歌謡劇場が閉館してからは、ファンの方も新世界に来る機会が減り、お店にとっては常連客離れの一因にもなっていました。

来年には定期的に歌謡ショ-が開催されるという話もあり、馴染みの常連さんも再び新世界に来られることでしょう。

新世界から消えかけた演歌の灯が復活するということで、離れかけた常連客も新世界に帰って来てくれることが楽しみです。

「新世界シアタ-朝日」で開催される『年忘れビッグ歌謡ショ-』に、是非、お越し下さい。

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新・世界一長~~い大縁台将棋in通天閣本通商店街☆出場者大募集!

新世界にゆかりのある将棋名人、坂田三吉翁の功績を称える王将碑が通天閣下にあります。

以前、新世界には幾つもの将棋クラブがあり、新世界の名物娯楽として親しまれてきました。

しかし今、ジャンジャン横丁に2軒だけ将棋クラブが残っています。

常連客の高齢化、それに新世界への来訪者の世代の変化など、年々、新世界で将棋を楽しむ人も減りつつあるようです。

そんな中、新世界の名物娯楽であった「将棋」が復活させるべく、多くの方が将棋を楽しめるイベントが予定されてます。

『新・世界一長~~い大縁台将棋』と題して、青空の下、通天閣本通商店街で縁台将棋風に将棋大会を開催することになりました。

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『新・世界一長~~い大縁台将棋in通天閣本通商店街』

10月18日(日)
朝9時30分~13時
※雨天決行

場所/通天閣本通商店街

参加資格/小学生以上の将棋好きな方

対戦形式/持ち時間各自20分の平手対局。予選3局、決勝1局

応募人数 96人

出場者募集中!

優勝者は、同日開催の「新世界・通天閣 将棋まつり」屋上イベントに招待されるそうです。

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また、出場者には当日、通天閣本通商店街で使えるク-ポン券もプレゼントされるそうです。

新・世界一長~~い大縁台将棋、目標は50m、48局。

新世界では初めての大縁台将棋大会、通天閣本通商店街が将棋一色になるでしょう。

是非、「新・世界一長~~い大縁台将棋大会」にご参加下さい。

[大会のお問い合わせ]
株式会社スポニチパ-トナ-内 縁台将棋事務局

TEL 06-6534-0441(平日10時~17時)

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天王寺公園エントランスエリア「てんしば」に行ってきました☆

天王寺公園エントランスエリアに、10月1日にオ-プンした「てんしば」が大人気です。

新世界でお店をしていると「てんしばに行ってきたよ」というお客さんもおられ、気になっておりましたが、私もようやく行ってきました。

日曜日ということで、新世界は多くの観光客で賑わう中、新世界側から天王寺公園へ。

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現在、天王寺公園は入場無料になっていて、大阪市立美術館を右に曲がり少し歩きます。

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一気に広大な芝生が広がり、まさに「てんしば」、名前に負けないエリアになってます。

約7000平方メートルの芝生広場、目の前には「あべのハルカス」がそびえ、その光景は圧巻です。

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「てんしば」はファミリ-やカップル、多くの入場者で賑わってました。

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カフェ「タリーズコーヒー」、子どもの遊び場「ボーネルンド プレイヴィル」 、フットサルコートなどの「キャプテン翼スタジアム」、コンビニエンスストア「ファミリーマート」、ペット総合サービス「ペットパラダイスDX」、その他にも様々な施設があり、11月14日にも飲食店3店がオープンする予定だそうです。

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これまでの天王寺公園の閉園時間は17時だったが、現在は22時までとなり、並木などがライトアップされるそうです。

天王寺公園エントランスエリアに広がる「てんしば」には、私が子供の頃に遊んだ公園の面影は無くなりましたが、入場無料ということで、再び、多くの子供達が気軽に遊べる場所になるでしょう。

地元の子供達、大阪の子供達が天王寺公園で遊んだ思い出ができたら嬉しいことです。

是非、天王寺公園「てんしば」をお楽しみ下さい。

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今年も通天閣で「ポッキー&プリッツの日」キャンペ-ンが行われるようです☆

日本には様々な記念日があります。

実は新世界にも幾つか記念日があるんです。

・7月3日は新世界の誕生日

・9月4日は「串の日」

・3月10日は「新世界 喫茶店の日」
(3・10=サ・テン=喫茶店)

というように、どこかの協会に登録しているわけではありませんが、新世界らしさ溢れる記念日になっています。

ところで、去る10月1日は「展望の日」として、通天閣はもちろん、全日本タワー協議会に加盟する全国の展望・観光タワーで様々なイベントが開催されました。

「展望の日」は全日本タワー協議会が2006年に制定したもので、「Ten=10、棒=1」の語呂合せになっています。

また、江崎グリコは、11月11日を「ポッキー&プリッツの日」と定め、日本記念日協会の認定を受けました。

ポッキーとプリッツの形が、数字の”1″に似ていることから、平成11年11月11日の”1″が6個並ぶおめでたい日にスタートしました。

秋の行楽シーズンに合わせて、毎年キャンペーンを実施しています。

今年も通天閣に「ポッキー&プリッツの日」キャンペ-ンの告知が掲げられました。

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通天閣でのキャンペ-ンについての内容はまだ解りませんが、秋の恒例イベントになってきています。

以前、『喫茶店の日』の取材がありました。

私がテレビに出演した際、「いろんな記念日がありますが、記念日が持つ意味とは何ですか?」という質問がありました。

ふだん忘れていることや日常の中で通り過ぎていくものがたくさんありますが、それらを思い出し、それらの価値を再認識すること、それが記念日の持つ意味でしょう。

お子様から大人の方まで、是非、通天閣で「ポッキー&プリッツの日」をお楽しみ下さい。

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新世界の北エリアに「新世界おしゃれ横丁」誕生の兆し☆

新世界の北エリアは、串かつの街という賑やかな雰囲気ではなく、新世界稲荷神社もあり、下町風情が漂う町並みが広がります。

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この1~2年前から、新世界稲荷神社のスグ近くに、新たなお店ができてきました。

ギャラリ-としていろんな展示会をしている「アトリエ1616」、手作りキャンドルの店「レインボ-ソウル」など、今までの新世界には無かったジャンルのお店ができてきました。

そして、つい最近、抹茶も楽しめる休憩処がオ-プンしました。

店名は『椿茶屋』、ちょっとおしゃれなお店です。

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京都ではよく見かけますが、赤いもうせんに座って抹茶やみたらし団子を楽しめるようになっていて、大阪では珍しい形態です。

通天閣を眺めながら抹茶を楽しめる席もあり、夜になるとライトアップした通天閣が見えます。

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Free Wi-Fiや携帯電話の充電もでき、特に観光客にオススメです。

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『椿茶屋』のオ-ナ-さんは、「新世界には昔からよく遊びに来ていた街で、お店を開くなら新世界で」と思ってたそうです。

新世界稲荷神社のまわりには、このように新しいお店ができ、街の雰囲気も変わりつつあります。

新世界の北エリアに「おしゃれ横丁」誕生の兆しを感じます。

これからの新世界の活性化を考えると、串かつの街として賑やかな南エリアだけでなく、北エリアの活性化が必須です。

新世界といえば、通天閣、スパワ-ルド、串かつ、たこ焼き、焼肉ホルモン、将棋などを思い浮かべますが、「新世界といえばオシャレ横丁もあるで」と言われるよう発展してほしいと思います。

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通天閣の屋上に屋外展望台「展望パラダイス」、12月下旬に完成予定☆

通天閣の屋上に、開放型の展望台「展望パラダイス」が設置されることに決まったことについては以前にも掲載しましたが、ついに具体的な動きが始まりました。

2012年の新世界・通天閣100周年をきっかけに、通天閣では大掛かりなリニュ-アル工事が行われ、地下から展望台まで大きく雰囲気が変わりました。

また、大規模地震に備え、免震改修工事も行われ、同時に初代通天閣の天井画が復活し、大阪のシンボルタワ-として、ますます存在感が増しているように感じます。

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100周年から3年が過ぎた今も、多くの観光客が通天閣に来られ、大阪観光には外せないスポットになってきています。

そんな中、1912年に初代通天閣が開業して以来、初めてのことですが、新たな集客の目玉にする狙いで、展望スペースが増築されることになり、9月28日に工事が着工、12月下旬に完成する予定です。

現在、屋内にはガラス張りの展望スペースが2フロアありますが、上層階の床面より9メートル高い「第3の展望台」となります。

通天閣のてっぺんにある天気予報が間近に見れるスペ-スで、名付けて「展望パラダイス」、総工費は約1億円だそうです。

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屋上部分を高さ約1・3メートルの強化ガラスで円形に覆い、営業時間中は最大約30人が常時入れるようにする。

安全対策として、職員を常駐させる方針で、別途の入場料金を設定。

完成後は、天体観測教室、家族連れやカップルなどへの貸し切りサービスなども検討するそうです。

今までは、毎年2月の豆まきイベントやテレビ撮影など、関係者限定で立ち入りを認めていましたが、これからは一般のお客さんも風を感じながら、大阪の爽快な眺めを楽しむことができるようになります。

また、来年10月には今の2代目通天閣完成60年を記念し、3メートルの避雷針を8メートルに伸ばす事業も計画。

これまでの通天閣の高さ103mから「人間の煩悩」を表す数字と同じ108mにするらしい。

「展望パラダイス」は新世界の新たな名物スポットになるでしょう。

今年の年末は通天閣でお楽しみ下さい。

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大阪を代表する観光地、新世界の街づくり☆将来への課題

ひと昔前と比べ、新世界の町並みが変わり続けています。

以前、新世界は怖い街、ガラが悪い街とか、そんなダ-クなイメ-ジが定着してましたが、今や大阪を代表する観光地として全国から、海外から多くの観光客が訪れます。

新世界には、現在、約50店舗の串かつ屋さんがあるようです。

古くから営業しているお店が、年々減り、数年ぶりに新世界に来られた人は、街の変貌ぶりに驚かれます。

若い世代、特に女性の来訪者が増え、ひと昔前のイメ-ジは無くなりつつあります。

街の雰囲気が変われば、ひと昔前には無かった新たな問題も増えています。

道路へのはみ出し看板、道路上の客席など、年々増えてきています。

お店どうしの競争が過熱し、他の店よりも目立つため、看板をより前に出すようになります。

町並みのごちゃごちゃ感は新世界の風物詩でもあり、新世界らしさとも言えますが、道路へのはみ出し看板や客席が、最近はエスカレートしてきてました。

そんな中、先日より大阪市建設局、浪速区役所、浪速警察などによって各店に指導が入るようになりました。

通天閣下に関係部署の方が集まりました。

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新世界の商店街のほぼ全域で、各店に改善の指導と説明にまわりました。

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隣の店が看板を出しているから、うちの店はそれ以上に出すという連鎖は終わりがありません。

道路上での看板や客席について、常識の範囲内で秩序をもった状況作りが必要でしょう。

大阪を代表する観光地である新世界の街づくりにおいて、将来への課題でもあります。

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要予約☆新世界新名物「平成の焼氷」

多くの観光客で賑わう新世界に、今や観光スポット的な喫茶レストランがあります。

100年前の新世界、ルナパ-クにあった喫茶コ-ナ-に「焼氷」というメニュ-がありました。

焼氷について、当時の資料がほとんどなく、どんなものか解らない状況でした。

下の産経新聞の記事は、2012年春、新世界における焼氷の開発研究のきっかけになったものです。
「焼氷」という文字が新聞で初めて取り上げられた時でした。

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「焼く」と「氷」という相反する漢字で表されるメニュ-は、ミステリアスなものでした。

そんな中、焼氷を復活させるため街の有志が集まり、試行錯誤の試作が続きました。

下の写真は、焼氷の試作に打ち込む商店主さん達です。

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そして、2012年夏、喫茶グリル「DEN・EN」でスイ-ツとして「平成の焼氷」が登場しました。

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それ以降、新聞やテレビ、観光雑誌などで、度々紹介され、新世界の新名物「平成の焼氷」を食べに多くの観光客が来られています。

また、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」で焼氷が登場したこともあり、爆発的に注目されるようになりました。

※焼氷は要予約
(店の状況で焼氷を販売してない日もありますので、お店にご確認下さい)

ところで、喫茶グリル「DEN・EN」はスイ-ツが主体のお店ではなく、レストランです。

私も「DEN・EN」さんにはよくご飯を食べに行きます。

先日は「DEN・EN」のカレ-ライスをいただきました。

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定食も充実していて、どれも美味しい。

「DEN・EN」さんの食事メニュ-は、新世界で働く方からも好評です。

予約するなら焼氷、日常の食事なら喫茶グリル「DE・NEN」にお越し下さい。

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天王寺公園エントランスに「てんしば」、ついにオ-プン!

10月1日、ついに天王寺公園エントランスに「てんしば」がオ-プンしました。

私は未だに行ってないのですが、早速、私の知人が行ってきたそうです。

かなり断片的な内容になっておりますが、知人から聞いた限りの「てんしば」情報を紹介しようと思います。

「てんしば」約7000平方メートルの芝生が広がります。

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タリーズコーヒー天王寺公園店もあります。

コンビニエンスストア「ファミリーマート天王寺公園エントランス店」の造りが木になっていて、ファミリーマートとしては珍しい外観です。

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フットサルコートが3面あり、サッカースクールも開催されるそうです。

また、「てんしば」から眺める「あべのハルカス」は圧巻です。

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「てんしば」には、その他、様々な施設があり、デ-トを楽しむのも良し、ファミリ-でゆっくり過ごすのも良し。

まさに公園の新時代、新たな形の楽しみ方ができそうです。

オ-プンした10月1日は小雨が降っていて、てんしばを満喫するまでは行かなかったそうですが、天気の良い日は最高でしょう。

近いうちに、私も「てんしば」を体験しに行こうと思います。

天王寺公園エントランスエリア「てんしば」
開園時間 7時~22時(各店の営業時間は店により異なる)

入園無料

是非、皆さんも天王寺公園エントランス「てんしば」をお楽しみ下さい。

詳しくは天王寺公園のホ-ムペ-ジを御覧ください。
http://www.tennoji-park.jp/

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父との思い出の映画「砂の器」☆新世界でのロケ地

私が子供の頃の新世界には映画館が多く、全ての封切り映画を観れました。

夏休みになると、東宝敷島ではゴジラ映画、大映ではガメラ映画を楽しみにしてました。

そんな中、私の父と観た思い出の映画が「砂の器」です。

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「砂の器」は松本清張の長編推理小説で、昭和49年に丹波哲郎、加藤剛、森田健作の主演で映画化されました。

映画「砂の器」は全国各地でロケが行われました。

大阪の新世界付近でもロケが行われ、スト-リ-の中で重要な場面になっていました。

私の父は新世界付近でロケが行われたことを知っていて、私を映画に連れて行ってくれたのかもしれません。

新世界付近での話の内容は下記の通り。

今西刑事(丹波哲郎)は、割り出した犯人の裏付けを取るため、犯人の本籍がある大阪市浪速区、新世界へ。

映画では、通天閣の下にある交番を訪ねていますが、本当に交番があります。

今西刑事(丹波哲郎)は、大阪市浪速区で出生地と思われる付近の人々に出生の秘密についての聞き取りを行いました。

映画では、通天閣本通商店街にあると思われる商店が登場しています。
おそらく、架空のお店だと思います。

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聞き取り調査で得た情報の裏付けを取るため、浪速区役所の戸籍係に行き、「浪速区恵比須町二ノ一二〇」という住所にある戸籍を調べ、裏付けを取り犯人を確信します。

恵美須町二ノ一二〇という住所は、今の新世界ではなく、正確には新世界の隣町である恵美須西三丁目付近だと思われます。

「砂の器」は戦後日本の様子、差別的な問題も浮き彫りにされた映画で、小学生だった私にはショッキングな内容でもありました。

戦前に新世界で生まれ、大阪空襲を経験した父が、この映画をどのような気持ちで観たのか、私には推測できませんが、父と一緒に観た「砂の器」は、一生忘れられない映画です。

その後、新世界に残っていた映画館も閉館が相次ぎ、最近も閉館した映画館があります。

時代の流れと共に、新世界から古き良き昭和が少なくなっていることを寂しく思う今日この頃です。

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