私が店の前に立ってると、観光客の方からいろんな質問をされます。
駅はどこですか?
コンビニはありますか?
ここから道頓堀にいくのに、何で行けばいいですか?
大阪城まで歩いて行けますか?
などなど、様々な質問がありますが、中には答えに困る質問もあるんです。
先日、こんな質問がありました。
どの方向から見た通天閣が正面ですか?
確かに、どの方向から見る通天閣が正面なのか、考えたことがなく、答えに困ってしまいました。
通天閣のT副社長によると、「公式には、東から見た通天閣が正面になっています」と言ってました。
大時計がついている東側が正面になるそうです。
通天閣の東側には一心寺や四天王寺があり、多くの参拝客が通天閣の時計を眺めれるようになっています。
また、通天閣に掲示されている日立の広告も方向によって内容が違います。
■東面…「HITACHI Inspire the Next」
「Next」に続く言葉をあえて指定しないことで、時代、アイデア、製品、システム、ソリューションなど様々な可能性を秘めている部分を強調した。
これからの時代や社会に、新しい息吹を吹き込んでいくのは私たちであるという、日立グループの「開拓者精神」を表現したもの。
■南面…「安心と信頼の日立グループ」「日立はすべてを、地球のために」
南面といえば、今や大阪を代表する写真スポットであり、日立の方針を打ち出しているようです。
■北面…日立エレベーター 日立ルームエアコン
北面は、電気の街 日本橋から見えます。
■西面は…公共面になっていて「通天閣 笑顔の生まれる街、大阪」という標語が掲示されています。
写真はお昼に撮ったもので、ライトアップの時間にならなければ、広告内容がはっきりと見えないですが、広告掲示の方角にもちょっとした意味があるようです。
そんなことを考えながらライトアップされた通天閣を眺めると、一層おもしろいかもしれませんね。
また、T副社長によると、「公式には東側が正面になっていますが、皆さんがいちばん親しみのある方向、いちばんいいと思う方向を正面と考えて下さい。」とも言ってました。
どの方向から見た通天閣が正面なのか、取り合えず結論が出たようです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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