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【新世界宵市場に若手商店主の有志らによる出店☆若頭うどん】

毎週土曜日の夜、新世界市場では、Wマーケットによる「新世界宵市」が行われています。

アジアやヨーロッパなどの異国屋台から珍味やゲテモノまで、食べたことのない、見たことのない、でも美味しく楽しい、そんな個性的な屋台が並び、多くの来場者で賑わいます。

11月9日(土曜日)に行われた新世界宵市は、毎回出店している「昆虫食ゲテモノ料理」の店があり、多くの人の関心をひいてました。

昆虫食ゲテモノ料理は、今や新世界宵市の定番になっています。

会場には多くの赤い提灯が並び、その独特な空間の中で、お客さんは、飲んで食べて、思い思いの時間を過ごしています。

ところで、今回の新世界宵市に、新しい出店がありました。

「若頭うどん」という名前で出店してますが、これは新世界の若手の有志が、新世界の味を多くの人に知ってもらい、新世界の魅力を発信しようと企画したものです。

「三吉うどん」の出汁とうどんを使い、それに「かんかん」のたこ焼き、盛隆軒の串かつとコラボしてたオリジナルのうどんを販売しました。

ふだんは観光人力車の車夫をしている人が調理を担当、ココモよってぇ屋の店長さん他も協力して、新世界宵市でうどんを販売するという新しい試みでした。

準備をしているときから、話を聞きつけて、地元の店舗の方などが並び、皆さんの関心の高さを感じました。

これが「新世界うどん」、串かつとたこ焼き入りで、美味しくいただきました。

地元の店舗どうしの繋がりの中から生まれた企画であり、話によると、2回目も予定しているそうです。

また、新世界市場では、毎週日曜日にはWマーケットが行われています。

今、新世界市場がおもしろい。

是非、土曜日の夜は新世界宵市、日曜日の昼はWマーケットにお越しください。

■Wマーケットの公式ホームページ
http://w-market.jp

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【通天閣本通商店街の名物バナー☆春夏秋冬】

先日、ある観光客が、通天閣本通商店街のアーケードに並んでいるバナーを見て、「すごく味のある絵ですね。ほのぼのした雰囲気が良いですね。」と、おっしゃってました。

このバナーが完成したのは、今から13〜14年ほど前だったと記憶しています。

バナーの絵は、通天閣本通商店街にあったマツバヤ書店(現在は閉店してます)の店主である松葉健さんによるものです。

当時、松葉健さんは書店を営みながら、漫画家としても活躍されておられました。

私が40歳を過ぎたぐらいで、現在、通天閣の社長である高井氏が、副社長に就任されて間もない頃だったと思います。

私と高井副社長が、通天閣本通商店街に何か特色があるものを作ろうと相談し、商店街の役員さんの了解を得て、アーケードに新世界らしさが表現できるバナーを並べようということになりました。

バナーのデザインについては、新世界が生んだ漫画家である松葉健さんに話を持ちかけました。

松葉さんは、私達のような若造の話を熱心に聞いてくれて、快くバナーのデザインを考えてくれることになりました。

松葉さんは、新世界の四季を感じることができる絵を提案していただき、何回も描き直し、新世界の春夏秋冬を表現したデザインが出来上がりました。

「新世界への恩返しのつもりで、自分ができることなら協力します」と、デザイン料も無しで、心のこもった絵が描かれたバナーが通天閣本通商店街に並ぶことになりました。

■ 春・・・新世界に隣接する天王寺動物園に咲く桜をイメージしています。

サバンナという文字が見えますが、天王寺動物園にサバンナゾーンがオープンして、それほど年数が経ってない頃に描かれたのが解ります。

■ 夏・・・浴衣を着て、ライトアップした通天閣を見上げているようですね。

日立の文字が目立っているのがおもしろい。

■ 秋・・・食欲の秋、新世界には多くの名物グルメがあります。

当時は、今ほど串かつ屋さんが多くなかった時代です。

「びっくりぜんざい」と描かれているのが懐かしいですね。

■ 冬・・・通天閣の節分豆まきを表した絵です。

右の女性は、今宮戎神社の福娘をイメージしているようです。

通天閣本通商店街のバナーは、期間限定でキン肉マンやその他の広告バナーになったことがありますが、現在は松葉さんが描いたバナーが復活し並んでいます。

新世界の街並みは変わっても、通天閣本通商店街のバナーに描かれた新世界は、これからも変わることはないでしょう。

通天閣本通商店街に来られたら、是非、バナーにも目を向けて、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。

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【第20回 ナニワふれあいスタンプラリー】

昔から、町や村の中で、人々が情報共有する手段として、回覧板があります。

SNSが普及している現在でも、回覧板は無くならず、もちろん新世界でも回覧板がまわります。

先日、下のような回覧がまわってきました。

浪速区役所などが主催する催しで、11月17日(日)、「ナニワふれあいスタンプラリー」が行われます。

今回で第20回目を迎え、浪速区では秋の恒例イベントになっています。

スタンプラリーは3つのコースがあり、日本橋・新世界コースでは、日本橋〜南海EKIKAN〜廣田神社〜今宮戎神社〜通天閣〜ジャンジャン横丁を巡る、3つのコースの中では、いちばん賑やかなエリアを歩くコースになっています。

スタンプラリーの概要、問い合わせ先は、下の画像をご覧ください。

スタンプラリーには、ファミリーで参加される方から、お年寄りの参加者まで、幅広い年齢層の方が参加し、浪速区の名所をまわり、歴史や文化を感じならが、健康的に楽しむことができるでしょう。

毎年、参加されている方も多く、友達を誘ったり、ファミリーで参加して、浪速区を満喫してください。

《追記》

スタンプラリー、日本橋・新世界コースにある『EKIKAN』について、知らない方のために、少し説明します。

EKIKANとは、南海電気鉄道が、難波駅と今宮戎駅間の高架下に整備している新しい商業施設です。

高架下に、ハイセンスなカフェやスポーツ専門店、ジム、マルシェ、それにゲストハウスもあり、おしゃれな街並みになっていて、若者や訪日外国人の人気スポットになっています。

スタンプラリー、日本橋・新世界コースでは、このような新しい街並みも楽しむことができるでしょう。

また、EKIKANは、さらに新今宮まで伸ばすことが決まっているようで、EKIKANの延長は、難波から新今宮沿線の回遊性を高める狙いがあります。

2022年には、新今宮駅近くに、星野リゾートが大型ホテルをオープンする予定になっています。

難波から新今宮、もちろん新世界も含め、広いエリアで人々が流動し、賑わいのあるエリアになることを期待しています。

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【最新の大阪土産、話題の大阪土産☆ココモよってぇ屋 新世界店】

通天閣のスグ南側に、大阪のお土産を販売する「ココモよってぇ屋 新世界店」があります。

ブログの記事用として、店長さんに話題のお土産を紹介していただきました。

文房具屋さんで見たことがあるノートや消しゴムが、ラスクやクッキー、キャンディー、キャラメルなどのお菓子になって、並んでいます。

一見、マジックインキに見えますが、中身は調味料です。

文房具屋さんで見たことがある「のり」、これはハンドクリームだそうです。

これは、シャチハタの形をしたチークです。

店長さんによると、現在、市場には、あらゆる種類のお土産物が溢れていて、新しい商品が発売されても、なかなか際立ったヒット商品にはならないことが多くなっています。

そこで、文房具用品など、誰もが馴染みのあるデザインをパッケージに使い、お菓子のメーカーがコラボ商品を作ることで、お客さんの目をひき、売れ行きも好調だそうです。

また、ハンドクリームやチークなど、女性のニーズに合った商品が増えているそうです。

お客さんが買った商品をSNSにアップすることで、人気が出た商品もあるようです。

インスタ映えという言葉がありますが、確かに、インスタにアップしたい商品ですね。

これからもこのようなコラボ商品は増えていく傾向にあるようで、新商品を開発するにも工夫が必要になってます。

最新の大阪土産、話題の大阪土産をゲットして、大阪の思い出のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

新世界を楽しんだ後は、是非、ココモよってぇ屋 新世界店にお立ち寄りください。

最後になりましたが、店長さん、いつもブログネタに協力していただきありがとうございます。

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【第5回 なにわ妖隗祭 開催中☆ギャラリー1616、ROJIギャラリー1616】

昨日、うちの店に、下のようなポスターを持ってきていただきました。

『なにわ妖隗祭』のポスターで、今年も主催者である「なんばきび」さんが持ってきてくれました。

『なにわ妖隗祭』は、「ギャラリー1616」と「ROJI ギャラリー1616」で、11月8日(金)〜10日(日)まで3日間、開催しています。

早いもので、今回で5回目の開催になるようです。

実は、第1回目の『なにわ妖隗祭』から、毎年、当ブログで紹介してきました。

第1回目の開催のとき、「なんばきび」さんに話を聞くと、

「日本古来の考え方では、全ての物は長い年月(100年)を超えると霊が宿り、『つくも神』という妖怪になる。2012年に100周年を迎えた新世界にも『つくも神』であり、その場所で妖怪ア-ト展示会を開催したかった。」

とおっしゃってました。

昨日、仕事の合間に、ちょこっと覗いてみました。

「ギャラリー1616」では、ちょうど「妖怪よもやま話」と「妖怪講座」が行われてました。

「ギャラリー1616」では、9日(土)は百怪一首遊戯、合戦ライブペイント、10日(日)は妖怪即興イラストバトル、古書解説販売が行われます。

また、「ROJI ギャラリー1616」では、万凛さんによる妖怪の造形展「化狂輪」が開催されてました。

昨年も万凛さんが作る妖怪を観たことがあり、リアルに怖いのを知っているので、恐る恐る、会場に入ってみることにしました。

写真を撮らせていただきましたので、じっくりご覧ください。

夢に出てきそうなぐらい、リアルに怖いです。

さて、これらの妖怪の作者である万凛さん、作品と一緒に写真を撮らせていただきました。

妖怪の世界について素人である私にとっては、このような綺麗なお姉さんが、このような妖怪を作ることがいちばんの驚きです。

「なんばきび」さんによると、昔から妖怪には一定のファンがおられ、根強い人数があるそうです。

その中で、映画や妖怪ウォッチなどをきっかけに新しいファン層が増えています。

妖怪という言葉は万国共通で、妖怪の定義は広く、怖いイメージの妖怪から、可愛いキャラクター的な妖怪まで、様々な見方があり、楽しみ方があるそうです。

地域、文化、歴史などを背景に、様々な妖怪が生まれ、妖怪の世界の奥深さを感じます。

少しでも興味を持った方は、是非、なにわ妖隗祭にお越しください。

■ 詳しくは、なにわ妖隗祭のFacebookをご覧ください。
https://www.facebook.com/naniwayokaisai/

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【伊賀市立緑ヶ丘中学校の生徒達による商人体験が盛況に終わりました☆】

11月7日(木曜日)、伊賀市立緑ヶ丘中学校の生徒達189名による商人体験が新世界の商店街で行われました。

10時30分、前半組の生徒達(189名の約半数)が通天閣下、王将碑前に集合し、始まりの会をおこないました。

新世界町会連合会長の挨拶から始まり、お手伝いに来てくれたお笑い芸人さんらの紹介、そして今回、昭和歌謡を歌う新世界のアイドル「あさひめ」の中村美優さんも参加しました。

生徒達による伊賀上野の特産品販売は、11時〜15時までの約4時間、生徒達は前半組と後半組に分かれて、通天閣下と通天閣本通商店街、ジャンジャン横丁、3箇所の販売場所で行いました。

中村美優さんも生徒達と一緒にお客さんを呼び込んだり、頑張ってくれました。

販売場所だけでなく、行商組も頑張りました。

忍者の衣装で、PRポスターと商品と釣銭を持ち、新世界の商店街を歩き、道行く人に声をかけて販売します。

今回、恵美須町の交差点を渡り、浪速警察署に入っていって販売をしました。

警察官の皆さんには、快く商品を買っていただきました。

多くの商品を揃えてましたが、好調な売れ行きで、完売した商品もありました。

緑ヶ丘中学校の生徒達による商人体験は、毎年、この時期に行われ、今では新世界の恒例行事になっています。

新世界の中を忍者の衣装で歩く姿を見て、ある串かつ屋さんのスタッフは、「今年も新世界に来てくれたんですね。すっかりお馴染みになってますね。」と言ってました。

今回の生徒達の先輩も新世界で商人体験をした経験があり、引率の先生によると、3年生の生徒達は「新世界での商人体験は楽しかったので、もう一度、自分達も行ってみたい。」と言ってたそうです。

新世界での商人体験が、生徒達の思い出になってることは、本当に嬉しく思います。

今年の商人体験は、浪速警察署に行ったり、外国人観光客とコミュニケーションをとったり、勇気を出して道行く人に声をかけて販売したり、生徒達にとって貴重な経験になったと思います。

生徒達の頑張りに、私達スタッフも元気をもらいました。

緑ヶ丘中学校の生徒達、引率の先生方、本当にお疲れ様でした。

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【串かつ「だるま」動物園前店☆店長からのオススメと報告!】

天王寺動物園の新世界ゲートから新世界へ入ってすぐの場所に、串かつ「だるま」動物園前店があります。

早いもので、今年の12月で開業5年を迎えます。

串かつ「だるま」動物園前店のいちばん大きな特徴といえば、店内禁煙でしょう。

動物園前店の立地を考え、ファミリーや女性客にも広く親しんでもらえる串かつ店にするなら、いっそのこと店内禁煙にしてはどうかと、開業前に店長が提案したそうです。

動物園からのお帰りのお客さんも多く、子供から大人まで、お客さんの年齢層は幅広く、新しい試みの店内禁煙は、全く問題ないそうです。

そして、店長の一押しのドリンクが、生搾り果汁 直七チューハイだそうです。

直七とは、高知県の南西に位置する宿毛(すくも) の特産です。

希少さゆえ、市場にはあまり流通してないので、幻の柑橘と言われています。

直七を店長に見せてもらいました。

生搾り果汁 直七チューハイ、是非、御賞味ください。

ところで、今や恒例になってますが、串かつ「だるま」と映画のコラボ企画が行われています。

十字軍の遠征からシャーウッドの森に帰って来たロビン・フッドが、腐敗した君主に立ち向かうさまを描き出す『フッド・ザ・ビギニング』が10月18日(金)より全国の劇場で公開されています。

本作の公開を記念して、ロビン・フッド(HOOD) と、 大阪のソウルフード( FOOD) を掛け 「串カツだるま」とのコラボ企画が実施されています。

大阪の『ソウル・フード:ザ・ビギニング 』と題して、魚のすり身にタコと紅しょうがを混ぜ合わせ、中心にはとろ~りゴーダチーズが収まったコラボ串「たこ焼串」(税抜き180円)が、10月8日(火)~11月14日(木)まで販売中です。

以上、串かつ「だるま」動物園前店の店長からのオススメと報告でした。

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【3連休の初日、11月2日(土曜日)の新世界の様子】

11月2日(土曜日)の新世界の様子です。

行楽日和が続いてますが、天王寺動物園を楽しんで、新世界へ来られる人も多い季節です。

天王寺動物園の新世界ゲートを出てスグの場所に、CAFE & BAR TOMS GARDEN というお店があります。

おそらく、何ヶ月か前にオープンしたお店で、土曜・日曜日を中心に営業されてるようです。

立地的に、動物園の帰りのお客さんが多く、この日も忙しくされてました。

ちなみに、2階は民泊だそうです。

新世界のメイン通りは、かなり多くの人が行き交っています。

3連休の初日ということで、いつもの土曜日より、いっそう賑わっていたように感じました。

通天閣の足元にある喫茶ドレミも忙しそうです。

最近、土・日曜日になると、喫茶ドレミには若い女性客が多く、この日も外で待っているお客さんがおられました。

話によると、昭和の雰囲気をそのまま残した喫茶店が珍しくなり、インスタグラムなどで写真をアップするお客さんが多く、人気が出てきているようです。

さて、毎週土曜日の夜は、新世界市場でWマーケットによる「新世界宵市」が行われています。

新世界宵市には、アジアやヨーロッパなどの異国屋台から珍味やゲテモノまで、食べたことのない、見たことのない、でも美味しく楽しい、そんな個性的な屋台が並び、多くの来場者で賑わいました。

毎週日曜日に開催しているWマーケット、毎週土曜日の夜に開催している新世界宵市、今では新世界の恒例イベントになってきています。

通天閣、串かつだけでない、新世界の楽しみ方は様々です。

休みの日には、是非、新世界でお楽しみください。

☆新世界市場 Wマーケット 公式ホームページ
http://w-market.jp

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【ジャンジャン横丁のBGMにも耳を傾けてください】

地下鉄御堂筋線 動物園前駅 1番出口を上がり、北向き(左の方)に歩き、大阪環状線の高架をくぐると、ジャンジャン横丁に入ります。

約80mの長さのアーケードがあるジャンジャン横丁を抜けると、新世界の中心エリアになります。

一昔前に比べ、ジャンジャン横丁にも新しい店舗が増えましたが、それでも街並みは昭和の匂いが残る商店街であり、地元の私にとっても懐かしい気持ちになります。

串かつ「だるま」ジャンジャン店の隣にある立ち食いうどん屋さんは、新世界でいちばん安いうどん屋さんと言われてます。

以前は、囲碁将棋クラブだった「王将」は、店の名前と雰囲気を残しながら、今は串かつ屋さんになっています。

ところで、ジャンジャン横丁を歩くと、商店街が流しているBGMが聞こえてきます。

有線放送ではありません。

流行りの曲でもないようです。

実は、今から10年ほど前に、ある商店主さんが、新世界でライブやイベントをしたことがある歌手やグループの楽曲を選んでBGMとして流しています。

その中の一曲には、七海りかさんの「恋してジャンジャン」があります。

「恋してジャンジャン」は、2007年頃、ジャンジャン横丁のテ-マソングを一般公募し、ジャンジャン横丁の商店主さんらが選んだ歌です。

この歌は、地元商店主さんらによる、新世界の活性化に向けた動きの原点とも言えるもので、今でも「恋してジャンジャン」を聴くと、元気な気持ちになります。

また、2009年〜2012年まで、新世界PR大使を務めたダンス&ボーカルユニット OSAKA翔GANGSの楽曲も流れています。

当時、新世界のイベントとして、アコースティックでストリートライブを行なった「秋休」の楽曲、新世界でライブをしたことがある天馬鈴若さんの楽曲なども流れています。

大西煙草店の店主さんに聞いたら、古すぎて、誰の曲か解らないのも幾つかあるそうですが、当時、何らかの形で新世界と繋がりを持った歌手の楽曲には違いないようです。

有線放送でメジャーな曲が流れているわけでもなく、ローカル色のある楽曲のラインナップは、今となれば、かなりレアなBGMでしょう。

概ね1時間のサイクルで流れているようです。

ジャンジャン横丁に来られたら、是非、BGMにも耳を傾けてみてください。

《追記》

おそらく2010年頃のものだと思いますが、ジャンジャン横丁のイベント「ジャンナリエ点灯式」のフィナーレで、七海りかさんが「恋してジャンジャン」を歌っている懐かしい動画がありました。

まわりで盛り上げているのは、OSAKA翔GANGSの皆さん、そして吉野悦世さん、お笑いコンビ「じゃんじゃん横丁。」です。
https://youtu.be/TGYWqif7AnA

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【朝日新聞(夕刊)に、通天閣下にある残念石が紹介されました☆】

通天閣のすぐ下、スギ薬局の前に、ひとつの石が設置されています。

この石の名は『残念石』といいます。

その昔、大坂城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されました。

しかし、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。

大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。

実は、新世界が位置する浪速区では、小豆島と都市間交流を行なっています。

浪速区内で実施された「坪庭整備事業」で、江戸時代に土庄町から運ばれた大阪城の残念石を用いたことから、2007年7月28日、「なにわの日」制定を契機に、「ふれあい交流」提携を締結しました。

新世界にある残念石も浪速区と小豆島との交流関係で設置されたものです。

浪速区役所の担当者によると、残念石についての当時の資料も少なくなっているそうです。

当時、地元の関係者は、残念石が新世界の名物スポットのひとつになってほしいとの思いがありましたが、車道に面しているため、石の前に車が止められていて、残念石が見えなかったり、なかなか名物スポットにはなってません。

年月が流れ、新世界にも新しい店舗が増え、若い世代の人達が働くようになり、来訪者の世代も変わりました。

今では、この石のことを知る人も少なくなっているように感じます。

確かに、派手でもなく、それほど特徴のある形でもなく、今の現状では本当に残念な残念石になってしまいそうです。

残念石の前にある説明文には、「大願成就の石」と書かれています。

小豆島から遥々、新世界に来た残念石ですから、少しでも多くの人に知ってもらい、新世界の名物スポットの仲間入りをしてほしいと思う今日この頃です。

2019年10月31日、朝日新聞の夕刊に、残念石について紹介されました。

私も取材を受けましたが、記者の話では、残念石は新世界だけでなく、様々な場所に設置されているそうで、新世界の残念石は、サイズが小さめだそうです。

■朝日新聞のネット版、及び動画でも紹介されましたので、ご覧ください。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASMBW64R3MBWPTIL016.html?ref=amp_login

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