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【朝日新聞(夕刊)に、通天閣下にある残念石が紹介されました☆】

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通天閣のすぐ下、スギ薬局の前に、ひとつの石が設置されています。

この石の名は『残念石』といいます。

その昔、大坂城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されました。

しかし、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。

大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。

実は、新世界が位置する浪速区では、小豆島と都市間交流を行なっています。

浪速区内で実施された「坪庭整備事業」で、江戸時代に土庄町から運ばれた大阪城の残念石を用いたことから、2007年7月28日、「なにわの日」制定を契機に、「ふれあい交流」提携を締結しました。

新世界にある残念石も浪速区と小豆島との交流関係で設置されたものです。

浪速区役所の担当者によると、残念石についての当時の資料も少なくなっているそうです。

当時、地元の関係者は、残念石が新世界の名物スポットのひとつになってほしいとの思いがありましたが、車道に面しているため、石の前に車が止められていて、残念石が見えなかったり、なかなか名物スポットにはなってません。

年月が流れ、新世界にも新しい店舗が増え、若い世代の人達が働くようになり、来訪者の世代も変わりました。

今では、この石のことを知る人も少なくなっているように感じます。

確かに、派手でもなく、それほど特徴のある形でもなく、今の現状では本当に残念な残念石になってしまいそうです。

残念石の前にある説明文には、「大願成就の石」と書かれています。

小豆島から遥々、新世界に来た残念石ですから、少しでも多くの人に知ってもらい、新世界の名物スポットの仲間入りをしてほしいと思う今日この頃です。

2019年10月31日、朝日新聞の夕刊に、残念石について紹介されました。

私も取材を受けましたが、記者の話では、残念石は新世界だけでなく、様々な場所に設置されているそうで、新世界の残念石は、サイズが小さめだそうです。

■朝日新聞のネット版、及び動画でも紹介されましたので、ご覧ください。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASMBW64R3MBWPTIL016.html?ref=amp_login

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