新世界には懐かしい昭和映画が観れる映画館、いわゆる名画座があります。
懐かしい任侠映画、戦争映画などの名作も上映されてます。
今、『新世界東映』では松本清張の長編推理小説『点と線』を上映中です。
『点と線』は「旅」1957年2月号から1958年1月号に連載、1958年2月に光文社から単行本が刊行されました。
1958年に東映系で映画化、また2007年にテレビドラマ化されました。
松本清張の最初の長編推理小説であり、松本清張ブームを巻き起こした作品でもあります。
ところで、「新世界東映」が歌詞の中に出てくる歌があるんですよ。
以前、「大西ユカリと新世界」として活動していた時代の歌です。
歌のタイトルは、
「県警対組織暴力」をもう一度
大西ユカリさんにも了解をもらいましたので、歌詞を紹介しましょう。
「県警対組織暴力」をもう一度
歌:大西ユカリと新世界 作詞:森扇背 作曲:森扇背
あの頃アンタと行った
映画がかかってる
いなたいスカジャンはおり
二人出かけた
喧嘩の場面で立ち上がり
後ろのおっさんに
怒鳴られビビる横顔
心底情けなかった
県警対組織暴力
深作欣二
あれからもう何年
雨の新世界東映
浮世の視線冷たく
理不尽さにうちひしがれ
意味も解らず二人
アカよりましと励ましあった
県警対組織暴力
笠原和夫
アンタがなんべんも言うてたから
脚本の人まで憶えてる
ホルモン焼き屋の向い
刑事ドラマみたいなアパート
トマトジュースは赤い
赤い夏
真夜中お茶漬け食べるたび
松方弘樹真似て
ながしで茶碗を洗い
笑うアンタもういない
県警対組織暴力
菅原文太
雨の新世界東映
併映 総長賭博とさそり
以上、歌詞の紹介でした。
いろんな人のドラマが詰まった映画館『新世界東映』で、日本映画の真髄を体感してみてはいかがでしょうか。
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