先日もブログで紹介しましたが、大阪市の事業でもある『新今宮ワンダーランド』に新世界町会連合会として協力していくにあたり、事業を委託されていれる企画担当者、新世界の担当者で、新世界の街歩きツアーを行いました。
ふつうに観光ガイドをするのではなく、あくまでも『新今宮ワンダーランド』の事業に反映していくための題材を見つけていくことを目的にしたもので、現在の街並み、名所や名物、歴史的なことなどを説明しながら、素人ながら私がガイドを担当しました。
さて、ここはジャンジャン横丁です。
新世界の南エリアに位置するアーケードがある商店街で、正式名称は南陽通商店街といい、南北約180mの商店街です。
横幅が約2.5mという狭い道端に、串かつ屋、ホルモン、立ち飲み屋、寿司屋、ゲームセンターなどが並び、賑わいのある商店街です。
ただし、現在は緊急事態宣言中で、お酒を提供するお店は休業しているところが多く、寂しい状況が続いています。
新世界のガイドをしている中で、ジャンジャン横丁の『ジャンジャン』の意味をクイズにして聞いてみました。
ジャンジャンお客さんが来てほしいから、と答えた方もおられ、ふつうはそう考えますよね。
戦前、呼び込みのための三味線や太鼓の音が、一日中、ジャンジャンと鳴り響き、たいそう賑やかだったことから『ジャンジャン横丁』『ジャンジャン町』と呼ばれるようになりました。
2004年にはジャンジャン横丁のキャラクターとして『ジャンジャン来太郎』が誕生し、通天閣が三味線を持ってジャンジャンと弾いている姿を表しています。
ジャンジャン横丁の『ジャンジャン』の由来が三味線の音だった証拠ともいえる写真があります。
三味線や太鼓を持った女性達の写真です。
私の家にあった写真で、父からは、ジャンジャン横丁から細い路地に入ったあたりで撮った写真だと聞いています。
後ろの看板、『女紹介所』と書かれているようですが、お店の女中さんなどの紹介所だそうで、変な意味での女紹介所ではなかったらしい。
新世界については、知れば知るほど奥深いものがあり、新今宮駅周辺エリアにも同様に言えることでしょう。
今期の『新今宮ワンダーランド』事業の成果と発展が楽しみです。
■『新今宮ワンダーランド』ホームページ
https://shin-imamiya-osaka.com
新今宮ワンダーランド
来たらだいたい、なんとかなる。
リンク
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