昨日の日曜日、天候にも恵まれ、新世界は多くの観光客で賑わいました。
来週からのシルバ-ウィ-クは、いつもの日曜日以上の人出が予想されます。
全国から、海外から多くの観光客が来られ、今や大阪を代表する観光エリアになっています。
新世界は昭和レトロ、串かつ、B級グルメ、ディ-プな街、大阪の中でいちばん大阪らしい街など、観光雑誌などでも様々なイメ-ジで表現されています。
前の新世界町会連合会長さんが、「新世界は何でもありの街や」とおっしゃってました。
「何でもありの街」を丁寧に言うと、「いろんなものを受け入れる街」という意味になり、前会長はその意味を込めて、度々、おっしゃってました。
1912年に開園した最新の娯楽施設「ルナパ-ク」から始まり、現在に至るまで、長い歴史の中、新世界は様々なものを受け入れ、時代の流れとともに変化しながら生き延びてきた街です。
あらゆる文化や価値観が散らばった、そんな雑多な雰囲気が街のいたるところに残っているのが、他の街にはない個性であり魅力かもしれません。
ところで、数年前より新世界で開催されているア-ト&デザインイベント「ツムテンカク」は新世界全域で展開され、毎年の恒例イベントになっています。
「ツムテンカク」によって、新世界に新たな文化が根付いたりもしています。
今年5月に開催された「ツムテンカク」で行われた「花魁道中」が、昨日の日曜日、よりバ-ジョンアップして新世界で行われました。
通天閣下からスタ-トし、通天閣本通商店街を花魁さんが列を成して華やかに練り歩きました。
通天閣をバックにした花魁道中は圧巻で、多くの観衆が見守りました。
新世界と花魁さん、なかなか絵になるなぁ…と、新世界で生まれ育った私も初めて実感しました。
これは街に合わないとか、これは受け入れられないとか、そのハ-ドルが高すぎたら、街の活性化にマイナスになることもあるでしょう。
花魁道中を企画された方が、花魁道中を行う場所に再び新世界を選んでもらえたことも嬉しく思います。
新世界100周年から3年が過ぎ、これからも様々な価値観を受け入れる街でありたいと思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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