当ブログでも掲載しましたが、新世界の写真館「ニコニコプロフォト」さんが、4月末で閉店され、90年の歴史に幕を下ろしました。
6月4日の朝日新聞(夕刊)に、ニコニコプロフォトさんの閉店について、大々的に掲載されました。
記事の上部にある写真は、閉店前に地元商店主さんらが集まり、ニコニコさんを囲んで記念写真を撮ったものです。
記事の中にも触れられていますが、デジタル化が進み、写真を現像する必要が少なくなっています。
また、高齢化などの要因で昔ながらの街の写真屋さんの数も減少しているようです。
写真屋さんといえば、家族の記念写真。
人生の節目には、2世代~3世代の家族が集まり、写真屋さんで記念写真を撮る。
写真は家族の歴史であり物語です。
それ故、街の写真屋さんは、家族の歴史が詰まった場所でもあります。
90年前から新世界に存在してきた写真屋さんが閉店することは、街の財産のひとつが消えていくような寂しさを感じます。
新世界だけでなく、他の商店街も共通の課題ですが、昔ながらの地元商店の減少はこれからも続くでしょう。
閉店した店の後に、また新たな店ができることで、再び街が賑わい、活性化に繋がります。
心の寂しさと街の活性化、相反する現象を感じる今日この頃です。
地元商店主さんらが集まった記念写真、先日、ニコニコさんから頂いたものです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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