通天閣地下フロアは、1956(昭和31)年に再建された現在の通天閣と共に完成しました。
フイッシュセンター(水族館)、囲碁将棋クラブなどを経て、1989(平成元)年から松竹芸能が通天閣歌謡劇場を開催してきました。
その後、通天閣地下フロアは、2005年にリニューアル。
そして今年6月、松竹芸能と通天閣観光との契約が終了し、歌謡ショー「通天閣歌謡劇場」と寄席「通天閣劇場TENGEKI」が終了となりました。
9月22日には、通天閣のおやゆび姫、吉野悦世さんのワンマンライブ、9月23日には、昨年から「通天閣もりあげ隊長」を務めるクマガイタツロウさん率いるワタナベフラワーがライブを行い、通天閣地下の劇場としての最後を飾りました。
あべの経済新聞によると、地下フロアは今日から工事に入り、劇場以外の新しい施設「通天閣わくわくランド」が12月にオープンする予定だそうです。
通天閣観光の高井隆光副社長は「イベントスペースを備えた楽しんでいただける施設にする」と、地下フロアの方向性を話したそうです。
具体的な内容について正式な発表はまだですが、通天閣の地下フロアに新たな状況が作られることになり、地域と共存共栄できるような施設になってほしいと願っています。
★あべの経済新聞
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