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【新世界市場のお店を紹介☆幻のクリームパン】

昨日のブログで新世界市場を紹介しましたが、今日は新世界市場にあるお店を少し紹介します。

新世界市場で荒物屋といえば『ミヤウラ』さんです。

最近は『荒物屋』という言葉を使わなくなってきましたが、「家庭で使用する全般の商品」を扱う雑貨屋の事です。

昨今では、大型店舗のホームセンターなどを利用する方が増え、個人経営の小さな荒物屋さんは少なくなってきました。

■漬物屋さんといえば『山田屋』、ここには、私が子供の頃、母親と一緒にお漬物を買いに来た記憶があります。

山田屋さんは、インスタグラムもあり、私は、いつも『いいね』を押してます。

さて、新世界市場には、オススメのパン屋さんがあるんです。

自家製の焼きたてパンが自慢のお店で、テレビなどでも紹介されたこともあります。

お店のスタッフの方に勧められて、メロンパンを買いました。

食べてみると、これはなかなか美味しいメロンパンでした。

毎日、ブログを書いている私ですが、美味しさを表現する語彙力が乏しく、グルメリポートには向いてないと思いますが、これは間違いなく美味しいです。

中でも人気なのが、『幻のクリームパン』です。

私が立ち寄った時は、すでに売り切れ。

実物ではなく、商品パネルを撮りました。

シャッターが閉まったままのお店が多い新世界市場ですが、私が生まれる前から営業を続けている商店もあります。

また、ギャラリーのような新しい業種のお店も進出しています。

市場という形態が少しずつ変わってきたようにも感じますが、時代の流れと共に、変化していくことも必要でしょう。

再び新世界市場が活性化し、賑わいある商店街になることを願っています。

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【新世界市場☆おもしろいポスターや顔出しパネルをお楽しみください!】

地下鉄堺筋線『恵美須町駅』3番出口からスグの場所に新世界市場があります。

100年を越える歴史がある新世界市場は、今から20年以上前までは、多くのお客さんで賑わってました。

新世界の飲食店だけでなく、周辺地域の飲食店は、新世界市場で食材を仕入れてました。

八百屋、肉屋、果物屋、卵屋、魚屋、酒屋、弁当屋、お菓子屋、漬物屋、惣菜屋、乾物屋、荒物屋など、全てが揃った市場でした。

しかし、商店主さんの高齢化、後継者不足、それに近隣に大型スーパーの進出などの影響で、新世界市場を利用する人がしだいに少なくなりました。

また、新世界に進出してきた大型飲食店などは、それぞれの仕入先があり、新世界市場から仕入れることも無くなっていったようです。

さて、そのようにシャッター商店街になっていた新世界市場では、フリーマーケット、夜市などのイベントが行われるようになり、再び活性化するきっかけができつつありましたが、コロナ禍により、イベントも開催できなくなり、活性化への動きは止まってしまいました。

そんな中、新世界市場の『エモい』雰囲気が、写真スポットになってきた一面があるようです。

以前に行われた、デザイナー高橋輝明さんによる『ゲリラファッションショー in 新世界』では、新世界市場でのシーンもありました。

ところで、新世界市場を歩いてみると、意外に多いのが、顔出しパネルです。

また以前、新世界市場ポスター展という企画があり、その時の店舗ポスターも残っています。

ちょっとシャレの効いた、おもしろいポスターが並んでいます。

その中でも、私がいちばんおもしろいと思うポスターがコレ。

婦人服屋さんのポスターです、

新世界の情報ブログ賞というものがあれば、授与したい気持ちです。笑

新世界に来られたら、ちょっと新世界市場にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

おもしろい発見があり、おもしろい写真が撮れるかもしれませんね。

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【第五回内国勧業博覧会☆大阪での博覧会のルーツを知る!】

最近、健康のことを考えて、歩くようにしてるんです。

特に、コロナ禍が昨年春から続き、度重なる緊急事態宣言もあり、出歩く機会が減り気味になっています。

いちばん簡単にできる健康法は、まずは歩くことだそうで、天王寺公園を歩くことが増えました。

夕暮れ時、天王寺公園内にある大阪市立美術館前の広場では、若い人達の姿が目立ちます。

空手の練習をしているグループや縄跳びを撮影するグループなど、それぞれ自分たちの活動に励んでいます。

天王寺公園から新世界をつなぐ遊歩道です。

遊歩道を降りて、新世界に入ったところに、上杉酒店があります。

先日、『大阪新世界郷土史研究室』というタイトルで公開しているInstagramのアカウントを紹介しましたが、これは、喫茶タマイチの店主さんと上杉酒店の店主さんが運営しているそうです。

喫茶タマイチの店主さんによると、コロナ禍が続き、緊急事態宣言まで発令されて、お店も暇になったので、昔の資料を整理しようと思い、眠らせておくのも勿体ないし、インスタグラムで発信していこうということになったそうです。

上杉酒店の店主さんは新世界に関する貴重な歴史資料をたくさん保管されていて、新世界の歴史を調べてるマスコミ関係者も上杉さんに問い合わせることがあります。

ところで、2025年には大阪万博が開催されることになっています。

博覧会といえば、1903(明治36)年、大阪今宮で開催された『第五回内国勧業博覧会』があります。

会場は、約95000坪以上の広さ、いまの天王寺公園・美術館・茶臼山・天王寺動物園、それに、新世界全体を含めた広大なエリアでした。

正面入口には高さ27mの正門があり、会場内には農業から学術・美術に至る、あらゆるパビリオンがあり、18カ国におよぶ諸外国の展示館もありました。

娯楽施設も充実していて、中でも茶臼山から下るウオーターシュートが大人気でした。

上杉さんによると、

大阪での博覧会のルーツは天王寺公園、新世界にあり、2025年の大阪万博を盛り上げるためにも、新世界から盛り上げていくことが大事だと思います。

『大阪新世界郷土史研究室』として、Instagramでの発信も、第五回内国勧業博覧会を含め、新世界、天王寺公園の歴史を発信し、コロナ後を見据えた活動にしていきたいと、おっしゃってました。

『第五回内国勧業博覧会』について、ネット検索したら、たくさんの情報、資料が並んでいます。

明治時代、産業振興を目的とした国家プロジェクトでもあった第五回内国勧業博覧会について、調べてみてはいかがでしょうか。

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【新世界が舞台の映画☆『ねばぎば新世界』公開が決まりました☆】

これまで新世界が舞台になった映画は、これまでにもいくつもありました。 

また、新世界がロケ地になった映画もたくさんあります。

1996年に公開された映画『ビリケン』、映画の撮影には、多くの地元の人達がエキストラで出演したり、当時、新世界で映画の撮影が行われることに対する地元の人達の熱意が伝わってきます。

撮影には、新世界町会連合会も全面的に協力したと聞いています。

また、1974年に公開された映画『砂の器』でも、新世界の一角(通天閣周辺)がロケ地になったのは、今も語り継がれる有名な話です。

映画の舞台、ロケ地に新世界が使われることで、ロケ地巡りなど、人々の新世界に対する関心が高まり、新世界のPRにもなるでしょう。

映画の撮影やPRなど、地元としても協力していくことが望ましいと思います。

さて今年、新世界が舞台になる映画が公開されることになりました。

赤井英和、上西雄大のW主演、上西雄大監督最新作『ねばぎば新世界』の公開が決定しました。

なお、映画『ねばぎば新世界』は、第8回ニース国際映画祭(フランス)にて、外国語部門最優秀作品賞(グランプリ)、最優秀脚本賞(上西雄大)を受賞しました。

大阪の新世界を舞台に人情に厚い男とその弟分が、見返りを求めずに人助けに奔走する姿を描いたアクションドラマ。

勝吉こと村上勝太郎(赤井英和)とコオロギこと神木雄司(上西雄大)は、かつて暴力団の組をつぶして回っていた。

ある日、勝吉は徳永武という少年に出会う。

母親が宗教団体に入信し、父親と離れてしまった武は、口が利けなくなっていた。

宗教団体には勝吉の恩人である須賀田元(西岡徳馬)の娘・琴音(有森也実)も入信していた。

勝吉とコオロギは武と元のために宗教団体と闘おうとする。

新世界 • 西成に住む人間味あふれる人々の個性、今も残る浪速の人情を織り交ぜながら、社会の明と暗、善と悪、表と裏の世界が描かれている作品です。

2021年7月10日(土)より全国順次公開 。

関西地方では、7月16日〜 なんばパークスシネマ、MOVIX堺、京都みなみ会館などで上映されます。

映画『ねばぎば新世界』には、新世界町会連合会も後援しています。

是非、ご鑑賞下さい。

■映画『ねばぎば新世界』特報
https://youtu.be/-SsFQwrmOC8
映画『ねばぎば 新世界』特報
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T0026196配給: 10ANTS配給: 渋谷プロダクション公式サイト:https://nebagiba-shinsekai.com/(C) YUDAI UENISHI劇場公開:2021年7月10日
リンク
youtu.be

■映画『ねばぎば新世界』ホームページはこちら

https://nebagiba-shinsekai.com
映画「ねばぎば 新世界」監督:上西雄大 主演:赤井英和,上西雄大
映画「ねばぎば 新世界」監督:上西雄大 主演:赤井英和,上西雄大
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nebagiba-shinsekai.com

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【ワクチン接種の予約について☆町内会の掲示板や回覧板の役割とは?】

大阪市では、5月17日より、85歳以上の高齢者を対象に新型コロナウィルスのワクチン接種の予約が始まりました。

クリニックなどなど医療機関で個別接種の予約遠受け付けるほか、大阪市の専用ウェブサイトやコールセンターで、集団接種の予約も開始しました。

接種開始は、5月24日からだそうです。

新世界連合振興町会にも浪速区役所から、ワクチン接種予約の案内のポスターや回覧が届きました。

新世界には5箇所、掲示板があり、浪速区役所や保健所、税務署、警察、消防、その他、様々な行政機関からのポスターが貼られています。

今回、新世界連合の会長さんが、ワクチン接種予約の案内を掲示されてました。

下の写真は回覧の用紙です。

浪速区、新世界にある医院、クリニックも個別接種会場になっていますので、チェックしてほしい部分です。

大阪市 コロナワクチン予約については、下記ホームページをご覧ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000528324.html
予約方法について【コロナワクチン予約】
予約方法 個別接種(取扱医療機関) 個別接種については、医療機関により予約方法が異なりますので、直接、取扱医療機関へお問合せください。(注)85歳以上(昭和11年4月1日以前に生まれた方)の方は5月17日9時から予約受付開始です。 個別接..
リンク
www.city.osaka.lg.jp

ところで、ホームページを見れば、ワクチン接種予約について説明されてるので、紙を印刷して、わざわざポスターや回覧を作るなんて無駄だと思う人がおられるかもしれませんね。

しかし、85歳以上の高齢者にとっては、パソコンやスマホからホームページを見ることができない方も多いでしょう。

近くに、娘さんや息子さんがおられたらホームページを見てもらえますが。

そんなことで、掲示板のポスターや回覧版は、今なお必要とする方が多いと思います。

また、高齢者がおられる町内会では、回覧板を回すことは、近隣同士の安否確認にもなり、有効な手段と言えるでしょう。

大阪府の吉村知事は、新型コロナウィルス感染状況、重症者病床の逼迫について、「極めて厳しい状況が続いており、今の段階で緊急事態宣言を解除を議論できるような状況ではない」と記者団に述べたようで、5月31日までとなっている緊急事態宣言が延長される可能性は大きくなってきたように感じます。

ワクチンは、コロナ危機を乗り越える切り札と言われてますが、日本でも順調にワクチン接種が進むことを期待したいと思います。

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【緊急事態宣言中もテイクアウトを駆使して営業しています☆】

新型コロナウィルス感染拡大により、大阪府には3回目となる緊急事態宣言が発令されています。

それに伴い、通天閣の展望台は休業中(通天閣地下わくわくランドは営業)です。

スパワールド、天王寺動物園も休業、休園になっています。

このように、新世界を取り巻く集客施設が休むことは、新世界への来訪者も激減し、街の賑わいも無くなります。

新世界の様子を見るかぎり、“人の流れを止める” という緊急事態宣言の目的は、かなり達成できてるように感じます。

さて、そんな中でも営業している店舗もあり、飲食店ではテイクアウトにも力を入れてます。

『THE PAX』というホステルの1階にある『僕のバインミー』でもテイクアウトOKです。

バインミーとは、ベトナムではパンという意味で、柔らかめの小さなフランスパンに具を挟んだサンドイッチのことです。

以前、私もテイクアウトしたことがあり、自家製ローストチキンのバインミーを作ってもらい、待つこと約5分、美味しそうなバインミーが出来上がりました。

ところで、ホステルとしての『THE PAX』の営業もされているそうで、少ないながらも宿泊されている人を見かけます。

『新世界おやじの串や』もテイクアウトのメニューが豊富です。

串かつ弁当などのテイクアウトもできるようです。

串かつ『七福』もテイクアウト実施中。

実は、以前から、ほとんどの串かつ屋さんで、串かつのテイクアウトをしているので、『おうち時間』を串かつで楽しむことができるでしょう。 

ところで、新世界の堺筋沿いに、昨年3月26日、『JOYTEL HOTEL』がオープンしました。

正式名称は『ジョイテルホテル新世界堺筋通』といい、新世界の賑わいの中に、落ち着いた雰囲気のスタイリッシュなホテルができました。

オープンした昨年3月下旬といえば、新型コロナウィルス感染拡大が始まり、日本中が未知のウィルスに恐怖心が広がり、いつ緊急事態宣言が発令されるのか、そんな状況でした。

聞くところによると、営業をしているそうで、ビジネスで大阪に来られた人など、宿泊されるそうです。

コロナ禍、観光施設や飲食店に限らず、宿泊施設、物販店、様々な業種が、本来あるべき営業ができない状況がが続いています。

店舗や施設にとって、それがいちばん悔しいことだと思います。

ワクチン接種が進み、新型コロナを抑え込む日が来ることを願うばかりです。

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【珍珠中心&可愛Gallery☆台湾本場B級グルメをお楽しみください!】

通天閣から南へ約100m、串かつ『だるま』総本店からすぐ近くに、台湾本場B級グルメを楽しめるお店があります。

『タピオカセンター&可愛いギャラリー』、台湾語で書いたら、『珍珠中心&可愛Gallery』だそうです。

写真のように、可愛い外観で、インスタ映えしそうですね。

今年8月には、2周年を迎えるお店で、最初は店名にもありますが、タピオカ専門店として、台湾本場のタピオカを販売し、観光客はもちろん、近隣の店舗のスタッフからも人気がありました。

しかし、昨年春から新型コロナ感染拡大が続き、観光客は激減する中、新しい取り組みを始めておられます。

台湾本場B級グルメとして親しまれている台湾唐揚げ、いか団子、豚の血ともち米、それらをセットにした新商品ファミリーパックがオススメです。

私も『豚の血ともち米』を食べてみました。

豚の血ともち米は、ゲテモノフードに分けられるそうですが、全然、ふつうに食べれます。

血というイメージは全く無く、モチモチとした食感で、美味しくいただきました。

台湾ビールと共に食べたいところですが、今は緊急事態宣言中で、飲食店でのアルコール類の提供はできないので、タピオカと一緒にお楽しみください。

タピオカミルクティーと台湾夜市場の味を楽しめるファミリーパックは、新世界食べ歩きにもぴったりですね。

店内では、台湾人スタッフが対応してくれるので、台湾語を喋りたい、勉強したい人にもオススメです。

まずは、タピオカを台湾語で『珍珠』と書くことを覚えるところから始めましょう!

メイン通りから細い道に入ったところにあるので、少しわかりにくいかもしれませんが、探してみてほしいお店です。

是非、『珍珠中心&可愛Gallery』で台湾本場B級グルメをお楽しみください。

インスタグラムも検索、チェックしてみてください。

Uberやdidi、フードパンダなどの、デリバリーサービスもあるみたいです!

チェックしてみてください。

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【琉球居酒屋『丸徳』さんの入口にある『石敢当』とは?】

新型コロナウィルス感染拡大が収まりません。

昨年4月〜5月には、緊急事態宣言が発令され、新世界も休業する店舗が並び、ゴーストタウンのような雰囲気になりました。

現在、大阪府には3回目となる緊急事態宣言が発令されています。

ちょうど一年前の状態に戻るとは、誰も予想できなかったことでしょう。

政治家の怠慢だと言う人もいるし、もし専門家だけの意見を聞いてたら経済が完全にストップするし、誰が悪いとかではなく、医療と経済、難しい舵取りが続いています。

災害や疫病には『想定外』ということを『想定』することが大事だと思う今日この頃です。

東京オリンピックの開催が近づいてきてますが、新型コロナウィルスという魔物に、世界中が翻弄されている状況が続いています。

さて、一年前の緊急事態宣言中のブログの記事に、下記のような内容の記事がありました。

ジャンジャン横丁を北へ出たところに、琉球泡盛と書かれた『丸徳』があります。

丸徳さんのホルモンうどんは名物です。

その店の入口に、写真のような小さな石碑が設置されてます。

汚れていて見にくいですが、『石敢当』という文字が彫られています。

街が賑わっている時は、石の前を素通りしてましたが、人が誰もいない状況の中で、石の存在が目立ちます。

さて、この石に彫られた文字をネットで調べてみました。

一部を引用します。

石敢當、または石敢当は、丁字路の突き当り等に設けられる『石敢當』『石敢当』などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標です。

中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県に多く分布しているそうです。

沖縄県では、市中を徘徊する魔物は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。

そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする。

魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。

丸徳さんも丁字路の突き当りにあることから、『石敢当』を設置されてるのでしょう。

現実的には、新型コロナウィルスという魔物を退治するのは、ワクチン接種ということになるようですが、いつになることやら。

新型コロナウィルスという魔物が、一日も早く、日本から、世界から立ち去ってほしいと願う今日この頃です。

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【煙草の名前を言ってくださいませ! 1秒で出します…..よ☆】

新型コロナウィルス感染拡大により、大阪府では緊急事態宣言が発令されています。

お酒を提供する飲食店には休業要請が出され、新世界も全く賑わいはありません。

串かつ屋、居酒屋、立ち飲み屋などが多いジャンジャン横丁でも休業している飲食店が並んでいます。

営業しているお店は、立ち食いうどん、将棋センター、物販店ぐらいです。

そんな中、大西煙草店は元気に営業しています。

店主さんは、

『こんなに店が閉まっていて、人が少なくて、忙しいわけないやろ』

と、ぼやいておられました。

大西煙草店は、タバコの種類は豊富です。

ほとんどの銘柄を扱っているそうです。

店頭にはこんな表示が貼られています。

『煙草の名前を言ってくださいませ!
1秒で出します…..よ』

店主さんは、どこの棚にどの銘柄のタバコがあるのか、全て記憶しているそうで、たまに、タバコを買う時、時間を計るお客さんもおられるとか。

店主さんによると、1秒で出しますというのは、まんざらオーバーな表現ではないそうですが、実際には5秒以上かかってると思います。

しかし、店主さんの気合いを感じます。

また、大西煙草店には、タバコ以外にもおもしろい雑貨やおもちゃを販売しています。

フクロウの刺繍がされた手提げ布袋、『幸せを呼び込むフクロウ』という商品名です。

フクロウと袋をかけたダジャレですね。

大西煙草店の名物的な商品、『大きなオッパイ』です。

ちなみに、ふつうのオッパイ(ほんまもんのオッパイ)は、取り扱ってないそうです。

マッチ1箱10円、今ではマッチが珍しく、ちょくちょく売れるそうです。

サイコロ1個30円、近所に幾つもの麻雀店があった時代は、ニーズがあったと思われます。

タバコのフィルターなど、ケースから出して、バラで売っているのがおもしろい。

しかし、売れるそうです。

今は売ってませんが、その昔、タバコを1本ずつバラでも販売していた時代もあったそうです。

大西煙草店は、昔から新世界ならではの需要に応えながら、個性的な店づくりをされています。

コロナ禍に負けず、これからも頑張ってほしいと思います。

【追記】

新世界 • ジャンジャン横丁の老舗の串かつ屋さん『八重勝』が、5月21日より営業再開するそうです。

もちろん、要請に従い、アルコール類の提供はなしで営業されるようです。

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【新世界のお店『今昔物語』☆通天閣本通商店街編】

年々、新世界にある店舗は変わり続けています。

5年ぶりに新世界に来た人は、街の変貌に驚かれます。

私は昭和38年に新世界に生まれ、その頃から半世紀以上が経ち、当時の面影はほとんど無くなってます。

通天閣本通商店街、私の店の周りにあるお店を見渡すだけでも、かなり変わりました。

今日のブログは、15〜20年ほど前の新世界を知る人なら懐かしく思ってもらえる内容かもしれませんね。

この数年で新世界に来られた人にとっては、イメージが湧かない話かもしれません。

今は『白木屋』になってますが、今から20年ほど前には『松重』という鰻料理店がありました。

当時、鰻は新世界の名物のひとつでもあり、他にも鰻料理を出す割烹などがありました。

Axis鍼灸整骨院がある場所には、『まるう』という和食屋さんがありました。

私もよく、『まるう』で、うどんとお寿司のセットを食べたものです。

今はコインランドリーになってますが、2012年の新世界100周年の頃は、キン肉マングッズなどを販売する『マッスルショップ』がありました。

もっと昔は、たしか『ミッキーマウス』とかいうゲームセンターでした。

手前にある『楽しい屋』は、前野薬局でした。

向こうにあるレトロゲーム『ザリガニ』は、マルトミ恵美須町店でした。

さて、BUNGA CAFEは、以前、お好み焼き『まいど』というお店でした。

古くからの新世界ファンなら、馴染みのあった懐かしいお店の名前かもしれませんね。

今も昔も街の変貌はあり続けます。

10年後、今の街並みがどのようになっているのか、誰も解らないでしょう。

特に、コロナ禍において、変貌ぶりが加速することになったかもしれません。

『十年ひと昔』という言葉がありますが、今は『五年ひと昔』というべきだと思いながら、新世界の街並みを眺める今日この頃です。

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