以前、新世界市場は新世界の台所としてたいへんな賑わいでした。
新世界の飲食店では、新世界市場からの仕入れが多く、新世界市場の定休日に合わせて、お店の定休日にしていたところもありました。
100年を超える歴史がある新世界市場ですが、十数年前から空き店舗が目立つようになりました。
近隣にコンビニやスーパーマーケットが進出したり、市場の店主さんの高齢化、後継者問題などの要因があるようです。
数年前には半分以上が、シャッターが閉まったままになり、人通りも少なくなりました。
そんな中、新世界市場に新たなお店が増えてきています。
市場といえば、八百屋、魚屋、豆腐屋、漬物屋などが並ぶイメージですが、新たなお店は、従来の業種ではなく、個性的なお店が増えています。
「なにわ小町」では、様々な豹柄の服が並び、最近ではテレビでお馴染みのお店になっています。
今や新世界の名物店と言えるでしょう。
「なにわ小町」の並びには、バリ雑貨のお店「クチル バリ」があり、ちょこっと立ち寄ってきました。
お店に入るとお香の甘い香りがして、何となく癒されモードを感じました。
こじんまりとしたお店には、籐製品やお香立てなど、様々なバリ雑貨が並んでいます。
立ち寄ったついでに、「クチル バリ」のオーナーさんと雑談をしている中で、お店の情報発信の話になりました。
SNSの時代、ブログやツイッター、Instagramなどで情報発信をするお店が増えています。
「クチル バリ」さんでは、Instagramをされていて、Instagram初心者の私も勉強になりました。
情報が溢れている現在、昔に比べて時代の流れが加速度的に早くなり、お客さんの価値観やニーズの変化も早くなっています。
そんな時代だからこそ、お店どうしの繋がりや情報交換がますます重要になってきていると思います。
串かつ屋さんが並ぶ新世界の南エリアだけでなく、新世界市場を含む新世界の北エリアの活性化が、新世界全体がますます発展していくには不可欠でしょう。
個性溢れる新しいお店の進出により、新世界市場の新たな魅力と可能性を感じました。
★Twitter@shinsekaizyoho
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