新世界にあるお寿司屋さんで働いてる方が、先日、うちの店に来られたお客さんとして来られました。
私もちょこちょこ行くお寿司屋さんで、せっかくの機会なので、少し話をさせてもらいました。
その方は、中国から来られた方で、おそらく30歳代、お寿司屋さんで働く以外にも、ある仕事をされてるそうです。
通天閣に行くと、あちらこちらに写真のようなパネルが掲示されてます。
中国語で表示されているので、私には内容が解らず、いつも通り過ぎてましたが、これは、中国人向けに開発されたアプリの案内で、通天閣の楽しみ方を解りやすく教えてくれるそうです。
実は、このアプリを開発した方が、お寿司屋さんで働く若者だったのです。
写真と音声による解説があり、初めて通天閣に来られた中国人観光客にとって、すごく便利なアプリになっています。
アプリは、パネルにあるバーコードから入手できるそうです。
お寿司屋で働きながら、中国人向けのアプリを開発し、デザインも手掛けられ、制作者のバイタリティーに驚きました。
地元に住む私達が知らないところで、このような素晴らしい企画が生まれています。
また、今まで以上に通天閣を楽しめるような中国語アプリの存在は、新世界に多くの中国人観光客を呼び込むことに繋がるでしょう。
新世界の人材の層の厚さを感じると同時に、現在の新世界の賑わいが、多くの人の知恵と行動によって支えられていることを実感しました。
中国語が解らない方も、通天閣に行った際には、是非、中国語アプリの案内パネルをチェックしてみてください。
★Twitter@shinsekaizyoho
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