昨日、1月30日(木)夜7時57分から、NHK 総合で、
ネーミングバラエティー日本人のおなまえっ!
「ご当地SP!大阪のおなまえっ!」
という番組が放送されました。
昨年12月ごろ、数日間、新世界でも撮影が行われ、いつ放送されるのか、楽しみにしていた番組です。
番組のホームページには、
おなまえは“時をこえたタイムカプセル”
あなたの名前にも 身近なモノの名前にも
ご先祖からの素敵なメッセージが込められています!
と書かれていて、大阪の様々な地名にも、それぞれ由来があるようです。
「道頓堀」はノーサイドの精神から生まれたおなまえだった!?
「なにわ」「浪花」「浪華」「浪速」「難波」、使い分けできるでしょうか?
「新世界」は、パリ、ニューヨークなど世界を意識した未来都市だった!?
敵、味方関係なく、あらゆる文化を吸収しながら、独自の文化を作り上げてきた大阪。
この番組を通じて、本当の大阪が見えてきたように感じます。
また、番組では大阪を代表する繁華街である道頓堀の名前の由来、歴史を紹介したあと、新世界・通天閣も大きく取り上げていただき、地元・新世界の私にとっては、本当に嬉しいことです。
以前、新世界に「ニコニコ写真館」がありました。
新世界で写真館を営み、数年前に、90年の歴史に幕を下ろしました、
下の写真の方は、ニコニコ写真館の曽和さんです。
「ニコニコ写真館」の存在と切っても切れない出来事とは、『2代目通天閣再建』でしょう。
戦争中、初代通天閣が焼失し、新世界に通天閣がない時代が続きました。
戦後、通天閣再建に向けて動き出した7人の商店主さんがおられました。
以前、NHKの番組「プロジェクトX 挑戦者たち」によって、通天閣再建に動いた7人の商店主さんが紹介されたことがありました。
街の古着屋、鰻屋、時計屋、質屋、氷屋、麻雀屋の主人たち、ニコニコ写真館の先代(写真の曽和さんのお父上)も通天閣再建に携わった1人です。
当時、ニコニコ写真館の2階にある応接室で7人の商店主さんが集まり、通天閣再建に向けた議論を繰り返したと言われています。
番組の放送内容から少し脱線しましたが、今や大阪の観光エリアのひとつとして、多くの観光客が訪れ、インバウンドのお客さんで賑わっています。
地元の私も知らなかったことが多く、番組を観て、大阪人の人情、底力を感じました。
2月1日(土)午前10時05分から番組の再放送があるようです。
見逃した方は、是非、再放送をご覧ください。
■番組ホームページはこちら
https://www4.nhk.or.jp/onamae/x/2020-02-01/21/23195/2291104/
★Twitter@shinsekaizyoho
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