私達は新世界町会連合会が正式に認めた団体「新世界援隊」として、新世界のますますの活性化に向けて活動していますが、あまり新世界援隊について説明してなかったように思いますので、今回はちょっと成り立ちの経緯など、説明したいと思います。
新世界の若手商店主さんらの有志が集まり、2008年12月に『新世界援隊』が結成されました。
早いもので、今から約5年前のことです。
当時、新世界は串かつブ-ムが到来し、通天閣・ビリケンなどの人気も上昇、一機に新世界が観光地化してきた時期でもあります。
全国から多くの観光客、特に若い世代の来訪者も激増しました。
新世界の商店街も変貌を遂げていき、外部参入の新たなお店が増えてきました。
そんな中、40~50歳代の商店主さんらが自発的に集まり、将来に向けての新世界の活性化を議論するようになりました。
それが新世界援隊の始まりです。
そして、第1回目の会議が行われ、約15人程の若手商店主さんらが集まり、組織の名前を決めようということになりました。
個々、様々な名前の提案がありました。
もちろん、『新世界援隊』も、そのうちのひとつでしたが、その他、印象に残っているものに、『新世界なんとかせん会』とか、ギャグのような名前もありました。
多数決の末、『新世界援隊』に決まりました。
坂本龍馬にちなみ、新世界と海援隊を合わせた名前です。
いままでの新世界の「怖い、危ない、汚い」イメ-ジから「楽しい、明るい、元気な新世界」へ時代を進めようという意気込み、これからの街づくりを考える上で、ピッタリの名前だということになりました。
今更ながら、『新世界なんとかせん会』に決まらなくて良かったと思いますね。
今年の夏、新世界Tシャツを作りましたが、『新世界なんとかせん会』プロデュ-スでは、様になりません(笑)
昨年、新世界100周年を終え、新世界援隊を創設したメンバ-は、上部団体の役職についたり、新世界援隊の元代表が新世界町会連合会の会長になったり、人事面でも変化がありました。
そんな中、将来に向けて、街の中枢を担う人材を育成していくことも新世界援隊の役割になってきています。
また、新世界も他の商店街と同じく、後継者不足や少子化、商店主さんの高齢化という課題があります。
これからの新世界を「なんとかせんかい」という気持ちで新世界援隊は活動していきたいと考えてます。
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