千葉県立千葉商業高校 定時制の生徒達32名による商人体験が、10月3日(水)、新世界で行われました。
この商人体験は、7〜8年前から、大阪観光局からの依頼により、新世界町会連合会が全国から中学生、高校生の体験学習を受け入れ、新世界の商店街で生徒達の住む地域の特産品を販売します。
新世界では、年間6回ぐらいの商人体験が行われ、毎年来られている学校もありますが、今回の千葉商業高校は新世界では初めての商人体験になります。
午後2時過ぎ、生徒達は通天閣の下に集合、始まりの会を行います。
始まりの会では、商人体験についての説明や注意事項などを生徒達に伝達します。
その後、販売の準備に取り掛かります。
今回の販売場所は、通天閣わくわくランド入口横、一ヶ所になります。
千葉県名産の落花生、ピーナッツ類の商品が並びました。
台風24号の影響も残っているのか、10月に入って、平日は少し観光客の数も少なめに感じますが、それでも、多くの人が販売ブースに立ち寄り、千葉県の名産を購入されました。
販売だけでなく、千葉県の観光パンフレットも配付したり、生徒達によって、少しは千葉県をPRできたように思います。
また、商品を持ち歩いて売る行商グループも頑張り、串かつ屋さんの店主さんも買ってくれました。
約2時間30分の特産品販売を終えて、引率の先生は、「学校での生徒達とは違う一面を見ることができて、充実した体験学習でした」とおっしゃってました。
新世界での商人体験が、生徒達にとって貴重な経験になれば嬉しいです。
商人体験には、新世界のお店の商店主さんが手伝いますが、今回、日本橋にある宿泊施設のオーナーさんと外国人宿泊客もお手伝いに参加していただきました。
外国人宿泊客にとって、日本の生徒達とコミュニケーションをとる機会がなく、貴重な体験になったようです。
新世界での催しに、新世界内だけでなく、外部からも参加してくれるようになり、多くの人が新世界を盛り上げてくれていることに感謝します。
来月以降、新世界では、いくつかの商人体験が決まっています。
多くの生徒達が新世界で思い出を作ってもらえるよう、新世界町会連合会は、これからも商人体験に取り組んでいきたいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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