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2018年 6月 の投稿一覧

新世界の隠れたおもしろさ☆残念石って何?

先日、『新世界の隠れたおもしろさ☆何故、こんな所にこんな物があるの?』というタイトルでブログを書きましたが、今日は連載で書きたいと思います。


通天閣のすぐ下、スギ薬局の道路には車が停まっていることがよくあります。



駐車している車の向こうに、ひとつの石が設置されています。


この石の名は『残念石』といいます。


その昔、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の号令で、大坂城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されました。


しかし、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。

大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。

数年前、浪速区が小豆島から、その石を譲り受け、新世界の中で設置する場所を検討した結果、通天閣のスグ下、スギ薬局の前に残念石を設置することになりました。

新世界の中で、この場所に設置するようになった理由は、法律上の問題で、道路上への設置は無理で、植え込みの中ならOKだったようです。


道路、植え込み花壇、それぞれ行政的な管轄が違うようで、何かを設置する際は、ややこしい手続きなどがあるようです。

それに、残念石についての説明版も、スギ薬局に向いた方向(歩道に向けて)に設置しなければならなかったようです。
しかし、あまりにも目立たないので、2009年頃、新世界援隊のメンバーによって、大きく「残念石」と表示しました。

新世界の写真スポットになればと思いましたが、立地的に、車の往来や駐車などで、なかなか残念石が目立つようになりません。

せっかく、小豆島から新世界に来た残念石ですが、ここでも残念な結果になっていました。


説明版には、「大願成就の石」と書かれてあり、この石を大事にしたら願いが叶うかもしれませんね。

是非、新世界に設置されている残念石を探してみてください。


ちなみに「残念石」をネット検索してみると、新世界だけに設置されているわけではないようです。

もともと大坂城の築城のために切り出された石が、何らかの理由で使われなくなり、様々な場所に存在する、歴史ロマンを感じますね。




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「なにわの日」を通じて、今年の夏もますます浪速区が元気な街になるでしょう☆

以前にも紹介しましたが、浪速区がもつ多彩な魅力の再発見とその認知度を高めるため、平成19年度に7月28日を「なにわの日」と制定しました。



毎年7月から9月までの期間、「なにわの日」を中心に、主に浪速区内のさまざまな場所で、楽しいイベントを多数開催しています。

浪速区の市民・商店街・企業・NPOなどが「なにわの日」事業を通じて連携・協力することにより新たな交流が生まれ、浪速区の魅力を区の内外に発信します。

浪速区には、まだまだ知られていない魅力がたくさんあります。

「なにわの日」事業への参加・体験を通じて、まちの魅力を再発見する機会になるでしょう。


今年、12回目を迎える「なにわの日」にも様々なイベントが行われます。

区役所がコーディネート役になり、その魅力をまとめて広報することにより、区内外に広くPRし、集客に繋げることを目的にしています。

先日、浪速区役所の会議室で「なにわの日 実行委員会」が行われました。

今年の「なにわの日 実行委員会」では、私が座長を務めることになりました。


個人的には、何事も経験、何事も勉強だと思いながら、慣れない議事進行を行いました。

すでに、「なにわの日」に参画するイベントや企画はほぼ決まり、今回はそれらのイベントの担当者からの報告、区役所からは広報についての説明がありました。

新世界での「なにわの日」参画イベントは、下記の通りです。

◼︎新世界サマーフェスティバル(新世界夏祭り/神輿・だんじり巡行)

7月23日(月)

10時〜12時  /  13時〜15時


◼︎ 新世界フライングキッズvol.7

8月26日(日)

15時〜17時30分

スパワールド階段上ピロティにて


◼︎ また、毎年8月にスパワールド階段上で開催してきた「区民元気ふれあいコンサート」は参加校が少なく、今回は取り止めになりました。

区民元気ふれあいコンサートでは、浪速区の小学校、中学校の吹奏楽部の演奏が行われ、新世界の夏の風物詩になってました。

イベントの運営やお手伝いに地元商店主さんが集まり、ひとつのイベントを実現するために協力するという、新世界の活性化に向けた動きの原点としてのイベントでもありました。

取り止めが決まったことは、それだけに残念であり、寂しい気持ちになります。

一方、新しく参画するイベント事業もあります。

「なにわの日」参画イベントは、約40事業が予定され、浪速区は今年の夏も熱く盛り上がるでしょう。

「なにわの日」を通じて、多くの人や団体、企業などが繋がり、ますます浪速区が元気な街になることを期待しています。

後日、「なにわの日」パンフレットが完成したら紹介したいと思います。



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喫茶タマイチにある雑誌や漫画、写真集☆今となっては貴重なものです!

昨日のブログは、喫茶タマイチのマスター、東田君との雑談の中からの記事でしたが、おもしろい内容の雑談だったので、今日のブログも連載したいと思います。

昨日は、月刊「SENBA」の取材として、約30年以上前に行われた新世界を語る座談会について、書きましたが、私達が若い頃の思い出のひとつになっています。
東田君は、若い頃から新世界に愛着を持ち、新世界のイメージを良くしていきたいと活動してきたひとりです。
ところで、喫茶タマイチには、若い頃から新世界に愛着を持つ東田君ならではの懐かしい本や雑誌、漫画があり、自由に読むことができます。
懐かしいというより、かなりディープなものですね。
それに今となっては、かなり貴重なものになっているでしょう。
◼︎ 写真には、「大阪人」という雑誌がありますが、大阪市の外郭団体である大阪都市協会が1947年(昭和22年)に創刊したもので、現在は廃刊になっています。

『大阪人も知らない大阪』発見マガジンをキャッチコピーとして、大阪の歴史・文化・観光などを中心に紹介されてました。
◼︎「飛田百番」という写真集もありました。
現在は「鯛よし百番」として営業し、完全予約制だそうです。

大正中期に遊廓として建てられた建物を使用しており、2000年に国の登録有形文化財となりました。

東田君によると、料亭「鯛よし百番」は、スピッツの2018年カレンダーロケ地にもなったそうです。

最近、東田君はグループで「鯛よし百番」に行ってきたそうで、機会があれば、私も一度は行ってみたいです。


◼︎「新世界物語  北井一夫」は、新世界、じゃんじゃん横丁、てんのじ村、旭町、飛田、釜が崎、この地に住む人間味溢れる人々の風俗を写真とテキストでつづった写文集です。

私の子供の頃の記憶にうっすら残る新世界の雰囲気が写し出され、約半世紀の間での新世界の変貌を実感します。


◼︎「じゃりん子チエ  番外編」は、かなりレアだそうです。


喫茶タマイチに立ち寄ると、東田君とは昔の新世界のことなど、いつも懐かしい話に華が咲きます。

時間がある時にでも、タマイチでコーヒーを飲みながら、これらの本をゆっくり読んでみたいと思います。





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今から30年以上前のこと☆月刊「SENBA」の新世界についての座談会

ジャンジャン横丁を北側に出たあたりに、創業85年以上を誇る喫茶「タマイチ」があります。

注文したカレーライスを食べならが、マスターの東田君と雑談してました。

東田君も私も共通してるのは、生まれも育ちも新世界であり、親のあとを継いでお店をしていることです。
私は東田君より5歳年上ですが、若い頃、東田君から、ある企画に誘われたことがありました。
今から30年以上前、おそらく私が26〜27歳、東田君が21〜22歳ぐらいの時だったように思います。
企画というのは、月刊「SENBA(せんば)」という雑誌で、新世界の若手を集めて座談会をする設定での取材でした。
月刊「SENBA」は、大阪の文化や魅力、歴史を中心にした内容の記事が多く、かなり前に廃刊になった雑誌です。


「づぼやら」の座敷で、フグを食べながらの座談会でした。

参加したのは、東田君、私、そして、今は通天閣の社長でもある西上さん。

進行をされてたのは、当時、エッセイスト・タレント・噺家として活躍されていた和多田勝さんでした。

当時の新世界は、日雇い労働者をはじめ、中高年のおっちゃんが遊ぶ街であり、ガラが悪い、危ない、汚い、まさに3Kが揃った街でした。

月刊「SENBA」では、大阪の歴史文化という側面から新世界についても度々、掲載していたようですが、「東田君がもっと新世界について紹介してほしい」と、月刊「SENBA」の編集部に応募をして、座談会形式の取材が実現したそうです。

若干21〜22歳で、真剣に新世界のことを考え、魅力を多くの人に知ってもらおうと動いていた東田君に引っ張られるように、私も座談会に参加した記憶があります。

私は、今でこそ、新世界の活性化を進める活動をしてますが、当時は、新世界にあまり愛着もなく、ミナミやアメ村に憧れていた頃でした。
座談会で、新世界の魅力について質問されても、ほとんど答えになってなかったように思います。


学生時代、新世界に住んでるというだけで、友人からも卑下された苦い思い出があり、地元の人は多かれ少なかれ、そんな経験をしてきたと思います。

当時の新世界から約30年で、今のような大阪を代表する観光地として新世界が変貌を遂げたことには、私も東田君も地元に居ながら、驚きもあり、嬉しさもあります。
いろんな時代をくぐり抜け、ようやく今の新世界が存在すること、昔の新世界のリアル感を若い世代の人達に語り伝えていくことも必要であり、私達しかできないことかもしれません。


新世界には新しいお店が増え、若きオーナーさんも増え、新世界に愛着を持って仕事をしている方もたくさんおられます。

これからの新世界を支えていくべき若きオーナーさん達が、これからも新世界に愛着を持って仕事ができる街に、ますます発展していくことを期待しています。


月刊「SENBA」は、図書館で探してたら見つかったという話を聞いたことがあります。

時間のある時にでも探してみたいと思います。




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笑顔が溢れる街に☆新世界市場の「Wマーケット」

毎週日曜日、新世界市場では「Wマーケット」が開催されています。

「Wマーケット(WEEKEND PRICELESS MARKET)」は、日本では珍しい「値札のないマーケット」で、話題のフリーマーケットです。

各商品の値段はお店の人との交渉により決定するなど、市場の「セリ」のような感覚で買い物が楽しめます。

cafe・雑貨・古着・インテリア、ちょっぴりサブカル系まで、多種多様なポップアップストアが週替わりで出店しています。


先日の日曜日の「Wマーケット」出店ラインナップは下記の通りです。

「Wマーケット」のTwitterに掲載されてましたので引用しました。

テレビや新聞で紹介され、話題のWマーケットには多くの来場者があります。


ジャグリングのパフォーマンスには多くの人が集まりました。


黒猫のミヤさんは、ほぼ毎週、Wマーケットでフリーライブを行なっています。
黒猫のミヤさんによると、
「Wマーケットに参加するようになってから、ふだん活動しているライブハウスなどでは知り合えない方々との繋がりが増え、お客さんや出店者の皆さんにもTwitterのフォロワーになってもらえたり、アーティスト活動をする中で貴重な経験をさせてもらえてます。Wマーケットは新世界市場という限られたエリアでのイベントですが、出店者の皆さんや来場者の皆さんの笑顔が溢れる街になっています。」
とおっしゃってました。
今や新世界市場の名物イベントになってきた「Wマーケット」に、是非、お立ち寄りください。
◼︎ Wマーケットの公式ホームページ




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新世界の隠れたおもしろさ☆何故、こんな所にこんな物があるの?

いつも新世界で過ごしていると、日常の風景になっていることが、観光客にとってはおもしろい風景だったりすることがあります。

何故、こんな所にこんな物があるの?

観光客が、それを眺めていても意味が解らなかったり、観光雑誌やテレビなどで紹介されないレベルのおもしろさが、新世界には数多くあるようです。
◼︎ 通天閣から北へ約100m、少し見上げると、写真のような風景を見ることができます。
写真の左下、ビルの屋上に釣鐘が見えますね。
なぜ、こんなところに釣鐘があるのでしょうか?
これは「釣鐘屋本舗」の屋上にある釣鐘です。
釣鐘屋本舗は、明治33年創業、新世界では老舗のお店です。

四天王寺の大梵鐘を模した「釣鐘まんじゅう」、バナナカステラ「名代 芭蕉」が有名です。


◼︎ 通天閣のすぐ下にある 新世界ラジウム温泉の入口には木彫りのキリンが設置されています。



数年前、天王寺動物園にキリンがいない時期があり、それを機に、新世界ラジウム温泉のオーナーさんは、アフリカのケニアから一刀彫の『キリン』を入手し、設置したものです。

銭湯の入口にキリンがそびえ立っているのは圧巻です。




新世界ラジウム温泉の名物といえば露天風呂でしょう。

温泉旅館にも負けない広々とした露天風呂で、頭上には通天閣が眺めらて、夜はライトアップした姿がとってもきれいです。

男女とも、露天風呂からは日本庭園が眺めることができ、新世界にあって別世界の落ち着いた空間を体験できます。


新世界にはまだまだおもしろさが隠れています。

時間の許す限り、ゆっくりと新世界で過ごし、隠された魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。
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店舗の廃業と新しい店舗の進出☆その繰り返しが街の現実かも

先日、私を含め男3人で、カフェで打ち合わせをしました。

注文をしたのは、抹茶スムージー、ほうじ茶スムージー、ベリーベリースムージー、女子みたいな注文ですね。
さっそく、3人はスマホで写真を撮りました。
インスタ映えを意識して、こんな感じの写真になりました。

向こうの方に後ろ姿の女性2人がお茶をしている様子も写りこんだ写真が、なかなか見事だと3人で自己満足しておりました。

ひと昔前まで、ガラが悪いとか、女の子が行ったら危ないとか言われた新世界にも、今はこのような写真が撮れるカフェができ、嬉しいことです。
この数年、新世界には新しいお店が次々とできています。

以前は、日雇い労働者を含め常連さんをターゲットにしたお店が多かったと思いますが、今は、観光客向け、若い世代向け、外国人向け、新しいお店がターゲットにする客層も変わりました。
古くから営業してきたお店が廃業し、新しいお店が進出し、商店街も若返りが進んでいます。
全国的な課題として、商店街が衰退傾向にあるという話を聞きますが、その中でも新世界は発展的な状況だと感じています。
しかし、廃業する新しい店舗も目立ち、そのサイクルが早い場合もあります。
最近、複数の新しい店舗が閉店するという話を聞いて、街に店舗が根付くことの難しさも実感します。
新しいお店のオーナーさんとも懇意になってきて、その人達が新世界から去っていくことは本当に寂しく思います。
いつかまた、出会えることを楽しみにしています。
既存のお店が閉店し、また新しいお店ができ、それが街の現実でもあり、それを繰り返しながら、街は変貌していくものかもしれませんね。
諸行無常を強く感じる今日この頃です。
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MEGAドン・キホーテ新世界店☆水原希子さん来店イベント開催!

私、仕事の都合で深夜に帰ることがよくあります。

平日の深夜2時頃、新世界の人通りは、かなり少なくなってますが、それでもメイン通りは、24時間営業の串かつ屋さんが数軒あり、店の看板や照明で予想以上に明るいです。
この時間、うちの店の仕入れも兼ねて、MEGAドン・キホーテ新世界店に立ち寄ることがあります。 
ドン・キホーテ新世界店には入口が2つあります。
ひとつは新今宮駅側、一般的にはこちらがメインの入口になってますが、私は新世界側の入口から入ります。
このゲートの奥には、広い駐輪場もあり便利です。

ドン・キホーテは、エレベーターで4階になります。
店内への通路には、最近、このようなポスターが並んで貼ってあり、気になっていました。
ファッションモデルとしても活躍されている水原希子さんが、MEGAドン・キホーテ新世界店に来るようです。
MEGAドン・キホーテ新世界店では、水原希子さん来店イベントが開催されるようです。
6月9日(土)14時〜  限定ノベルティお渡し会&2ショット撮影会を開催。
水原希子さんのブランド『OK』のアイテムを、税込5,000円以上お買い上げのレシート持参で参加可能だそうです。
水原希子さんは、化粧品のテレビCMなどによく登場していて、名前を聞いただけでは解らない方でも、動画検索してみたら、すぐに解ると思います。
私の知人はイベント当日、朝から並ぶと言ってました。
若い世代の人を中心に、新世界地元でも話題になっているようです。
興味のある方は是非、参加してみてはいかがでしょうか。
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浪速区商店会連盟の懇親会☆閉会の挨拶

各区の商店会連盟の上部団体である「大阪市商店会総連盟」は、昭和21年2月、終戦で混乱する中、氾濫する不法占拠や闇市等で物心とも荒廃しきった大阪にあって商道の秩序を取り戻すことにより、市民の消費生活と人心の安定、併せて新しい大阪の街づくりを目指して往時の桜橋商店会等を先頭に市内の有志商店街が中心となって結成されました。


大阪市商店会総連盟、及び、各区の商店会連盟は、戦後、大阪の商店街の発展に大きな貢献をしてきた団体で、現在も年間通じて様々な活動を行っています。
ところで先日、浪速区商店会連盟の総会、及び懇親会が、難波 一栄ホテルで行われました。

浪速区商店会連盟には浪速区の7商店会(商業施設を含む)が加盟し、新世界からは2商店会が加盟しています。

懇親会には各商店会の会員さんも参加し、交流を深めました。
ところで、今回の懇親会での私の役目は、閉会の挨拶をすることでした。
挨拶に慣れない私にとっては、新世界のことについてしか話をするネタがなく、挨拶の内容を簡単に書くと、
ーーーーーーーーーーー
今年も廣田神社の夏祭りが近づいてきました。
新世界では廣田神社の夏祭りの一環で、だんじり太鼓や神輿が街を巡行します。
今年は、7月23日(月曜)に決まりました。
ひと昔前、新世界夏祭りでの神輿、だんじり太鼓の巡行は衰退の一途をたどってました。
参加者も少なく、商店街の人からは「神輿、まわってた?」と言われたこともありました。
伝統ある夏祭りをこれからも継続していくには、祭りを発展していくことが必要でしょう。
この数年、新世界以外の人や団体にも参加してもらい、年々、賑やかな巡行になってきました。
今では総勢200人を超える巡行になっています。
そして、巡行が盛大になることで、予想していなかった効果がありました。
それは地元の商店主さん、新しいお店のオーナーさんらが新世界夏祭りに関心をもつようなり、巡行に参加してくれるようになりました。
他の地域でも地元の祭りが衰退傾向にあるという話を聞きますが、一時期は規模が小さくなっていた地元の祭りが、再び盛大な巡行に復活できたことは、ひとつの成功例と言えるでしょう。
どの組織や会社でも言えることだと思いますが、新しいことを始める勇気、時には古いことを止める勇気が必要だと実感しています。
ーーーーーーーーーー
以上、懇親会の閉会の挨拶に相応しいかどうか解りませんが、私の熱意だけの挨拶でした。
もう少し、教科書通りの挨拶を勉強しなければと思う今日この頃です。
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7月3日は新世界にとって大事な記念日です☆

7月3日は、新世界にとって、ある記念日になっています。

「7月3日」というワードでWikipedia検索してみたら、なんと載ってました。
Wikipediaには「通天閣の日」となってましたが、正確に言うと、新世界にルナパークが開園した日になります。
1912年7月3日、初代通天閣を中心にした新世界ルナパークが開園し、その日を新世界の誕生としています。
7月3日といえば梅雨の季節、ルナパークが開園した日も雨だったと、聞いたことがあります。
ルナパークのコンセプトはニューヨークのコニーアイランドに1903年に開業したコニーアイランド・ルナパークを参考にしていました。

初代通天閣から入り口までロープウェイが伸びているなどユニークな造りでした。

ルナパークは、1912年に開園し1923年まで営業されました。
ルナパーク閉園後、初代通天閣は、第二次大戦中に金属回収のため撤去され、新世界に通天閣が無かった時代もありましたが、1956年に現在の2代目通天閣が再建されました。


2012年には新世界が生誕100周年を迎え、数多くの記念イベントや企画が行われ、新聞やテレビでも新世界100周年を大々的に紹介していただきました。
2012年7月28日、29日の2日間にわたり開催された記念イベント「新世界100年祭」
新世界100周年公式キャラクター「キン肉マン」の作者ゆでたまご、嶋田先生も出演。

地元商店では、「100歳以上タダ」キャンペーンを開催!

新世界らしさ溢れる人情味ある企画ですね。

新世界100周年記念メニューも!

喫茶「DEN・EN」では新世界ルナパークパフェを販売。


ところで、今年7月3日で新世界は生誕106年を迎えます。

新世界は昔から営業してきた店舗が年々減っていき、新しい店舗が増えています。

この数年の間に新世界でお店をされた方は、7月3日が新世界の誕生日であることを知らない人が多いと思います。

根っからの新世界育ちの人が減っているのが現状で、新世界の歴史的なことを知らない世代の人が増えているように感じます。
ネットで記念日について調べてみると、年間通じて、多くの記念日が制定されてます。
国が制定したものから、団体や企業が制定したものまで様々で、ほぼ毎日、そして一日に幾つもの記念日が重なっているのに驚きます。
記念日を制定する意義、なぜ記念日が必要なんでしょう?
私が思うに、日常の中で忘れてしまっている歴史や文化、また、価値観が変わり今では無くなってしまったものなどを、記念日を通じて思い出し、文化や価値を再認識できる、それが記念日の意義でしょう。
新世界の歴史について、若い世代の人達に語り継いでいくことは、地元の人達にしかできないことであり、必要なことだと思います。
7月3日は新世界の誕生日、是非、覚えてもらえたら嬉しいです。
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