通天閣下、王将碑の横に喫煙所があります。
観光客や近隣のお店の方などが、ちょっと一服するスペースになっています。
先日もブログで紹介しましたが、2012年頃、通天閣本通商店街が「たばこ市民マナー向上エリア」に指定され、その一環で通天閣の足元に喫煙所が設けられました。
「たばこ市民マナー向上エリア制度」は、地域の市民・事業者のみなさんが主体となり、自主的に路上喫煙の防止活動に取り組み、その活動に大阪市が支援や協働することにより、地域社会におけるマナー意識を高め、安心、安全で快適なまちづくりを進める全国初の取り組みです。
活動エリアでは他人に迷惑や喫煙を及ぼすおそれのある喫煙はしないよう、路上喫煙の防止てタバコのポイ捨ての禁止を啓発しています。
喫煙所の清掃は、向かえにある煙草屋さんが担当されてましたが、店主さんが高齢で、清掃を継続していくことが難しくなりました。
そんな中、「ココモよってぇ屋 新世界店」の店長さんが手を挙げ、喫煙所の清掃を引き継ぐことになりました。
喫煙所の清掃だけでなく、郵便ポストや王将碑まわりの花壇なども率先して清掃してくれています。
また、新世界観光人力車の車夫達は、運行前の毎朝９時頃から約１時間、新世界の街中を掃除しています。
新世界に訪れた観光客に少しでも満足してもらえるよう、新世界の美化活動を継続しています。
人力車の車夫の清掃活動を知る人が増え、昨年、浪速区役所から表彰されました。
街にある喫煙所、花壇や道路は誰かが世話をして綺麗にしています。
ふだん、何気なく使っているものや風景を綺麗に維持していくために、縁の下で頑張ってくれている人がいることを再認識すると同時に、喫煙所の使い方や道路や花壇へのゴミのポイ捨てなど、マナーを守る大切さを感じる今日この頃です。
新世界に住む者として、街を自発的に清掃してくれる人達に感謝しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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