大阪市浪速区では、大地震などの災害発生時に、区民の方々が自らが初期防災活動ができるよう、各エリアで避難所開設運営訓練を行っています。
恵美・新世界連合では、昨日、3月28日(日)、校区である大阪市立恵美小学校で避難所開設運営訓練が行われました。
午前10時に直下型大地震が発生したと想定し、10時30分に恵美地区と新世界地区の避難所運営委員が恵美小学校に避難所を開設。
校内に避難所運営本部を設置し、各班・各部に分かれて行動を開始しました。
本部には各町会・通行人・区災害本部などから様々な情報が入り、対応先を判断し関係各所に伝達。
各班は、避難者の人数確認・要援護者の移送・搬送、けが人の対応、救護所の運営、建物被害の確認、炊き出し等の訓練を行いました。
災害時を想定した訓練でしたが、実際に大きな災害が起きて避難所を開設するような状況になれば、訓練の時のような落ち着いた対応は不可能でしょう。
運営本部には情報を共有するため多くの住民が詰めかけ、ごった返すこともあるかもしれません。
しかし、訓練をしてなければ、何をしたらいいか全く解らず、皆がパニックになるだけでしょう。
そういった意味では、今回の訓練は勉強になったし、現場対応の課題も見つかりました。
また、参加された一般住民の方々には、防災講演・防災アイデアグッズの展示・消防の実技訓練参加などが行われました。
今回の訓練を通じて、多くの住民の方が、防災時の避難訓練に参加することの重要性が解りました。
大地震が起きて、様々なライフラインが止まり、多くの建物が被害を受け、負傷者や死者・行方不明者が出る状況の中、警察・消防・区役所などの対応が遅れることが想定できます。
避難所開設も含め地域住民が連携して、発生している出来事に初期対応していくことが大事でしょう。
そして何よりも『自分の命は自分で守る』という気持ちが大事であり、普段から防災についての関心を高めていきたいものです。
★Twitter@shinsekaizyoho
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