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通天閣☆補助塔と本体タワ-の連結部分には、電車の車両の連結部分の構造が組み込まれている!

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通天閣には、毎日、多くの観光客が来塔し、展望台からの大阪の景色を眺めたり、ビリケンさんに願い事をしたり、お土産を買ったり、大阪のシンボルタワ-を楽しまれています。

土・日曜日になると展望エレベ-タ-に乗るのに、長い待ち時間が発生することは珍しくありません。

というわけで、観光客に人気のスポットである通天閣の構造についてのお話をひとつ。

通天閣の補助塔部分にある円形エレベ-タ-は、地階にある「通天閣わくわくランド」と展望エレベ-タ-の乗り場である2階を結ぶ役割があり、下の写真は、2階の円形エレベ-タ-乗降口になります。

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通天閣に来られる観光客の方々が、何気なく通っている場所ですが、実は、この場所には大きな仕掛けが施されています。

昨年、通天閣の免震改修工事が完成し、タワーの4本の脚部をコンクリートで補強し、地震の揺れを吸収する免震ゴムを取り付けています。

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塔に免震改修工事を実施するのは世界でも類を
見ない試みで、総工費約6億円の大事業だったそうです。

しかし、通天閣の免震改修工事には、大きな課題がありました。

2階までの円形エレベ-タ-がある補助塔と通天閣のタワ-とでは地震の際の揺れ方が違い、その結果、連結部分に亀裂が入ったり、落下したりする恐れがあったようです。

免震改修工事では、補助塔と通天閣の本体タワ-の縁を切ることで、地震のエネルギ-が集まることを避けました。

そして、補助塔と本体タワ-の連結部分を、電車の車両の連結部分の構造を組み込むことにして課題を乗り越えることができたそうです。

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免震のために施された電車の連結部分の構造が、写真の場所だったんです。

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専門的な知識がないので、正確な説明になったかどうか解りませんが、どちらにせよ、様々な最新技術の導入で、今まで以上に地震に強い免震構造が施された通天閣に生まれ変わりました。

来塔されるお客さんも安心して通天閣を楽しむことができると共に、大阪のシンボルタワ-である通天閣は、まさに免震タワ-にと言えるでしょう。

通天閣に来られたら、そんな構造についてもチェックしてみてはいかがでしょうか。

★通天閣の免震改修工事について、詳しくは下記ホ-ムぺ-ジをご覧下さい。

通天閣耐震改修 | 株式会社 竹中工務店
http://www.takenaka.co.jp/recruit/fresh/project/tsutenkaku/index.html

★Twitter@shinsekaizyoho
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