1912年、初代通天閣とともに誕生した遊園地ルナパークにあった喫茶店「白雨亭」に『焼氷』というメニュ-がありました。
『焼氷』とは、いったいどんな食べ物だったのでしょう。
しかし、今となっては、焼氷を実際に作った人も食べた人もいてません。 なにぶん、100年前のことですから。
文献には「焼氷は一種特別の製作に係り頗る珍味なるものにして評判殊に宜し」と書かれています。
当時の写真には「焼氷 一五銭」と書かれた看板を見ることができます。
ルナパークの入場料が5銭だったので、高価な食べ物だったようです。
手がかりはこれだけ、まさに幻の焼氷です。
そんな中、今年5月頃、新世界100周年を目前に控え、100年前にあったと言われる「焼氷」を復活させようと商店主さんらが集まり、研究開発を始めました。
試行錯誤の末、当時の焼氷がどんな物だったのか解らないので、平成版の焼氷として復活させようということになりました。
平成の焼氷を作るのに、いくつかの条件を決めました。
商品に、当時の時代背景を取り入れ、現代のお客さんに美味しく食べてもらえるよう味にこだわり、そして、何がなんでも、「焼く」ことが大事。
仕事が終わってから、深夜に集まり、何回も試験研究を繰り返し、新世界100周年を目前についに完成しました。
「焼氷」は、喫茶グリル「DEN・EN」では販売されてます。
ご覧下さい。
燃えています。
幻の「焼氷」復活については、新聞、テレビでも大々的に紹介され、焼氷で検索すると、たくさん情報が載っています。
喫茶グリル「DEN・EN」で、新世界100年前のスウィ-ツ「焼氷」を御賞味下さい。
[追記]
商品にはアルコール分が含まれてますので、20歳以上の方限定です。
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