第5回内国勧業博覧会の跡地に、1912年、ルナパ-クが開園しました。
ニューヨークのコニ-アイランド遊園を模倣したルナパ-クとパリのエッフェル塔と凱旋門をモデルにした初代通天閣からなる「新世界」が、ここに完成したのです。
さて、ここで問題です。
[問題]
新世界の一大娯楽園ルナパ-クの入場料はいくらだったでしょうか?
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[答え]
ルナパ-クの入場料は5銭でした。
「5銭払えば夢の国」といううたいで、たいへんな賑わいだったようです。
通天閣を中心にした放射状の道路が、今でもルナパ-クの面影を残しています。
また、往年の大女優、田中絹代さんはルナパ-クの演技館の子役として少女ビワ劇に出ていたといわれています。
今年2012年は、ルナパ-クが開園してから100年になりました。
最先端の娯楽や施設が揃ったルナパ-クでしたが、今、新世界は、古き良き時代を思い出すレトロな雰囲気と大阪らしさが詰まった街として、大阪を代表する観光地になってきています。
現在、通天閣3階には、ルナパ-クのジオラマが展示され、観光客の写真スポットです。
…参考文献…
・通天閣-50年の歩み-
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