【7月3日は、新世界の108歳の誕生日です☆】
新世界にとって、7月3日は大事な記念日になっていますが、何の日か解りますか?
7月3日は新世界の誕生日であり、今年で新世界は108歳になります。
明治45年(1912年)7月3日に「ルナパ-ク」と言う遊園地がこの地に開園し、新世界の街の歴史が始まりました。
そして、2012年7月3日には、「新世界生誕100周年」を迎え、年間通して、様々な記念イベントが行われました。
当時は、新聞、テレビ、観光雑誌など、様々な形で新世界100周年が紹介され、全国的に新世界をPRすることができました。
新世界100周年のメインキャラクターに、キン肉マンが採用され、通天閣本通商店街には『新世界100周年キン肉マンプロジェクト』のバナーが並びました。
キン肉マンなどの等身大オブジェも作り、写真スポットになりました。
また、新世界の数々の店舗の企画では、新世界100周年を記念して『100歳以上の方、タダ』キャンペーンも実施しました。
新世界らしい、おもしろい企画で、数々の新聞で紹介されました。
実際、老人ホームから、100歳以上のお客さんが車椅子で来られたそうです。
インバウンドによる外国人観光客が増える前のことですが、新世界100周年を機に、日本全国から来訪者数が増え、多くの観光客で賑わいました。
地元である私にとって、新世界100周年を経験したことで、新世界の歴史を学ぶ機会にもなりました。
2022年には新世界が生誕110周年を迎え、2025年には大阪万博の開催が決まりました。
新型コロナウィルス感染拡大の第2波が心配され、今年は新世界を盛り上げるような大きなイベントなどは計画しにくいと思いますが、来年以降に向けて、新世界をより多くの人に知ってもらえるような取り組みが必要でしょう。
この数年で、新世界には新しい店舗が増え、働く人の世代も若くなっています。
新しい店舗のオーナーさん、スタッフの皆さんは、新世界100周年を知らない人達が増えています。
新世界100周年の当時、通天閣のすぐ下にある『ココモよってぇ屋 新世界店』、ホテルでは『東横INN 通天閣前』、『MEGAドン・キホーテ新世界店』などは、ありませんでした。
世間には様々な記念日がありますが、記念日の意義とは、ふだん忘れ去っている歴史や文化、その価値を記念日をきっかけに思い出し、再認識することができ、若い世代の人にとっては、『新たに知る』きっかけになる日でもあります。
記念日をきっかけに、その魅力を再発掘することもできるでしょう。
新型コロナウィルス感染が収束しない状況で、コロナ前のような賑わいには戻ってませんが、来年以降、新世界が再び活性化する起爆剤として、新世界110周年を盛り上げていけることを期待しています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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