クラウドファンディング

【"知ってる店が全て無くなってる"という高齢者の言葉を聞いて☆】

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4月3日(日)の新世界、雨模様でしたが、意外に賑わってました。

春休みでもあり、家族連れや若い世代のグループが目立ちます。

私の仕事の合間に、通天閣周辺を歩きながら写真を撮りました。

日曜日に、ここのローソンに入ると、お客さんが多く、レジーに行列ができてることが多く、すんなり買えることが少ないです。

正確な情報かどうかわかりませんが、大阪でいちばん忙しいローソンだとか聞いたことがあります。

通天閣のすぐそばにあるスギ薬局の入口の壁に、こんなステッカーが貼ってありました。

新世界100周年ステッカーと新世界105周年ステッカーです。

来年、2023年には新世界が111周年を迎えますので、もう何年もの間、そのまま貼ってくれてるようです。

一度、ステッカーを貼ると、取り外すことなく、そのまま放置することがあります。

これも放置状態だと思いますが、それでも嬉しいことです。

ところで先日、ある店舗のオーナーさん(35歳ぐらいの方)と雑談してたとき、新世界の街の移り変わりについて話をしました。

生まれ育ちが新世界の私にとって、半世紀以上、新世界に住んでるわけで、その間の新世界の移り変わりはリアルに体験しています。

それを話すると、かなりおもしろい内容だったみたいで、新世界の疑問点が解消されるらしい。

その店舗のオーナーさんは、70歳を超える高齢者のお客さんから、

"ぜんざい"を食べれる店があったはずやけど、無くなってるのか?

昔にあった店が全部なくなってしまった。

と、言われたことがあるそうです。

高齢者のお客さんから、ぜんざいの店や歌謡劇場のことを聞かれることがよくあるそうです。

今から40年程前、下の写真のローソンの場所には『食堂 からさき』があり、『びっくりぜんざい』が有名でした。

ジャンジャン横丁にも『びっくりぜんざい』のお店があったり、昔は新世界にぜんざいを食べれるお店が多かったようです。

また、2014年まで通天閣の地下には『通天閣歌謡劇場』があり、高齢者のお客さんです賑わってました。

数十年ぶりに新世界に来られる高齢者のお客さんにとっては、当時とは全く雰囲気が違う新世界をみて戸惑っておられる様子がわかります。

"知ってる店が全て無くなってる"という言葉を聞いて、時代の流れを感じると共に、高齢者の居場所が無くなっていく現実があることも実感する今日この頃です。

★Twitter@shinsekaizyoho
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