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【新世界における地域活動とコロナ禍での問題点☆】

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通天閣のすぐ下にある新世界会館では、新世界の町内会や地域団体の会議が行われています。

戦後まもなく新世界町会連合会が発足し、その頃から新世界会館があったようです。

以前、昔の写真で見たことがありますが、2代目通天閣の再建予定地のそば(現在の場所あたり)に、現在の建物とは形状が違う新世界会館らしき建物が存在してました。

さて、先日も新世界会館で会議が行われました。

14時〜15時 新世界連合振興町会 町会長会議

15時〜16時 新世界地域活動協議会 役員会

2つの会議が続けて行われ、たまにこういうことがあるんです。

同じような名称の団体ですが、それぞれ役割や活動内容が違い、両方に所属しているメンバーもおられます。

新世界連合振興町会の町会長会議では、浪速区役所からの報告事項や配布物、回覧を受け取りました。

また、「地域活動協議会」とは、おおむね小学校区を範囲として、地域団体やNPO、企業など地域のまちづくりに関するいろいろな団体が集まり、話し合い、協力しながら、さまざまな分野における地域課題の解決やまちづくりに取り組んでいくための仕組みです。

新世界地区にも地域活動協議会があり、防犯パトロール、清掃活動、新世界夏祭り、新世界フライングキッズ、高齢者向けの活動では、食事サービス、百歳体操など、地域に根付いた様々な活動を行っています。

しかし、一昨年春から続くコロナ禍において、感染防止のため、地域の行事やイベント、会議など、人が集まる状況を作ることが難しくなり、昨年度と今年度は新世界地域活動協議会の活動もほとんど動いてませんでした。

会議では、今期3月までの活動、および、来期に向けての取り組みについて話し合いました。

下の写真は、近日中に新世界の町内会でまわす回覧です。

これらの回覧用紙を各町会の班長さん、町会長さんに配布して回覧してもらいます。

確定申告について、SDGsについて、それに、まん延防止等重点措置による飲食店の時短要請について等、時節に応じた回覧内容です。

また、恵美 • 新世界連合振興町会区域図は各町会員さんに、毎年一回、配布します。

この地図は観光マップではなく、全ての店舗や建物の名称が記載されている詳細地図です。

新世界は繁華街、観光エリアという特徴があり、街の活動といえば、賑やかなイベント事をイメージしやすいですが、他の地域と同じ地域団体があり、同様の地域活動が行われています。

新世界が他の地域と違うところを挙げるとしたら、新世界には飲食店をはじめ様々な店舗があり、それらのお店のゴミは民間業者が回収しています。

基本的には、元旦以外、毎日回収してくれますので、行政が指定したゴミの回収日は、あまり認識してないのが現状です。

また、他の地域では影響ないと思いますが、まん延防止等重点措置が適用され、新世界の場合、休業しているお店もあり、回覧板や配布物が全てのお店に行き届きにくくなることが、コロナ禍での問題点のひとつです。

コロナ禍が続くことにより、街のイベントだけでなく、日頃の地味な活動にも影響が出てしまいます。

2022年は始まったばかりですが、スムーズに地域活動を進める上でも、今後のコロナの状況が気になるところです。

★Twitter@shinsekaizyoho
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