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【新世界市場☆アーケード張り替え工事が進行中!】

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地下鉄堺筋線『恵美須町駅』3番出口から徒歩スグ、新世界市場があります。

新世界市場は、105年ほどの歴史があります。

その昔、新世界市場は新世界やその周辺地域の台所として、近隣の住民だけでなく、飲食店との取り引きも活発でした。

八百屋、果物屋、魚屋、総菜屋、卵屋、酒屋、米屋、肉屋、漬物屋、乾物屋、荒物屋など、様々な商店がズラリと並び、活気ある市場でした。

新世界や周辺地域の飲食店は、新世界市場から食材を仕入れ、八百屋さんや米屋さん、肉屋さん、魚屋さんなど、配達に走ってました。

お店では、威勢の良い声を出して食材を売る、そんな光景がありました。

当時、毎週水曜日は特価日になっていて、その日は特に多くのお客さんが行き来してました。

年末などは大忙しで、店主さんの子供達もお手伝いするぐらい、『猫の手も借りたい』という状況でした。

今のように、コンビニなどが無い時代ですから、年末に食材を買っておかないと、正月を迎えることができないという時代でした。

しかし、近隣への大型スーパーの進出、商店主の高齢化、後継者不足などが原因で、廃業する商店が増えていき、近年は半分以上のお店が閉まったままになっています。

そんな中、コロナ前には新世界市場に新しい店舗ができたり、民泊になったところもあったり、毎週日曜日には『Wマーケット』と呼ばれるフリーマーケットが開催されたり、少しずつ活気が出てきたように感じてました。

下の写真は新世界市場での『Wマーケット』の様子です。

新世界市場で長く商売をしている老舗店もあり、古き良き昭和を感じます。

しかし、新型コロナ感染拡大が続き、Wマーケットも中止、民泊も機能せず、ますます新世界市場に訪れる人が少なくなっているのが現状でしょう。

さて先日、新世界市場を眺めると、何やら大掛かりな工事が行われてました。

工事関係者に聞いてみると、アーケードのテント張り替え工事だそうです。

アーケードが無かったら、日差しが入り、明るくなってました。

新世界市場の定休日が木曜日なので、車両を入れての工事は木曜日しかできないそうです。

この日は定休日の木曜日だったので、本格的な工事が進められてました。

新世界市場のアーケードはかなり古く、あちらこちらで雨漏りがしていたり、アーケードの取り替えは課題のひとつでしたが、ようやく動き出しました。

コロナ後を見据えて、アーケードの張り替えは、お客さんを呼び込むためにも必要な工事でしょう。

実は、アーケードのテント張り替え工事について、インスタグラムで紹介したら、知り合いの方から、『今まで付いていた赤い提灯はどうなるのか?』というコメントがありました。

さっそく新世界市場の理事長に聞いてみたら、張り替え工事が済んでから、赤い提灯を復活させていく予定にしてるそうです。

『このように新世界市場の赤い提灯を見ていてくれる方がおられることは嬉しいですね』とおっしゃってました。

しばらくの間は工事が続くようですが、新しいアーケードの完成が楽しみですね。

★Twitter@shinsekaizyoho
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