2012年8月31日付、大阪日日新聞に、ヘリコプターから撮った通天閣と『あべのハルカス』の写真が掲載されてました。
2012年ですから、『あべのハルカス』建設中の写真です。
2014年3月に、高さ300mを誇る『あべのハルカス』が開業し、日本一高いビルが誕生しました。
通天閣の屋外展望台から眺める『あべのハルカス』は圧巻です。
以前、スイスホテル南海大阪の36階から撮った新世界、あべの方面の写真です。
あべのハルカスはすぐに解りますね。
どこに通天閣があるのか、探してみてください。
通天閣の高さは108mですから、あべのハルカスと高さを競ってもどうしようもないですね。
ちなみに通天閣は高さでは勝負せず、日本一おもろいタワーを目指しているそうです。
新世界周辺の風景も変わりました。
ドンキホーテ新世界店の前からも『あべのハルカス』がそびえているのがわかります。
私が子供の頃、父親から、『家に帰る方向が解らなかったら、通天閣を見つけて、それを目指して帰って来なさい。』と、教えられました。
新世界で生まれ育った人なら、そう教えられたことがあると思います。
しかし今、私の息子は、
『高いビルが増えてるから通天閣を見つけるのは難しく、あべのハルカスを目指して帰って来る方がわかりやすい。』
と言ってました。
あべのハルカスは新世界ではないですが、概ねの方向は解るようで、納得せざるを得ないですね。
『高いビルが多いから、通天閣を目指して帰って来るのは難しいから、あべのハルカスを目指して新世界に帰って来なさい。』と、教える時代になったことに、一抹の寂しさを感じる今日この頃です。
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