昨日、新世界町会連合会の総会が行われました。
本来なら、5月に開催する総会ですが、緊急事態宣言中でもあり、解除されたのを待って開催することになりました。
昨年春から続く新型コロナウィルス感染拡大により、町の行事やイベント、会議にいたるまで、開催することが難しい状況が続いています。
今回の総会では、役員改選のほかに、新世界夏祭りについても話し合う必要があり、書面決議ではなく、会議室での総会となりました。
新世界夏祭りは、廣田神社(今宮戎神社の向かえにある神社)の夏祭りの一環で、新世界内を神輿や子供太鼓が巡行するもので、昭和28年頃から続く伝統行事です。
毎年7月22日に開催している新世界夏祭り巡行について、新世界町会連合会の役員会、及び総会において審議した結果、コロナ禍の状況を鑑み、今年も中止することに決まりました。
商店主の高齢化、少子化などの影響もあり、一時期は参加者が減り、衰退していた巡行ですが、10年ほど前から、新世界内外から多くの参加者を集め、最近では盛況な巡行に発展してきました。
伝統行事を継続するには、伝統を守りつつ、時代に合わせて変化していくことも必要であるという方向性を立て、新世界夏祭り巡行を進めてきましたが、誰もが予想してなかった新型コロナウィルス感染拡大には太刀打ちできません。
コロナの影響で、昨年の新世界夏祭り巡行も中止となり、昨年の感覚では、まさか今年も中止になるとは想定してませんでした。
昨年に引き続き、巡行が中止となることは非常に残念なことですが、来年、状況が回復し、盛大に巡行ができることを願っています。
写真は、2019年7月に開催した新世界夏祭り巡行です。
日本文化である夏祭り巡行を見物する多くの外国人観光客が集まり、コロナ前の新世界の様子が解ります。
★Twitter@shinsekaizyoho
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