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【毎日新聞の記事を読んで☆食文化 地元が守ろう!】

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毎日新聞(2020年9月30日 朝刊)に、下のような記事が載ってました。

『食文化 地元が守ろう』という見出しで、新世界の状況を中心に掲載されてました。

新型コロナウィルスの影響で、4月から休業を続けていたフグ料理専門店『づぼらや』が閉店し、
9月3日未明、フグの看板が撤去されました。

ちょうど私が通りかかり、写真を撮ってました。

懇意にしている毎日新聞の記者にも連絡し、急遽、駆けつけた記者もフグの看板が撤去される瞬間を写真におさめ、9月3日の夕刊、トップ面に大々的に掲載されました。

9月30日の毎日新聞の記事『食文化 地元が守ろう』も、この記者によって書かれたものです。

本来、流行に左右されない老舗の飲食店でも、今回の新型コロナウィルスの影響は大きく、廃業する店舗もあるようです。

地元の人から親しまれ、根付いてきた老舗飲食店でも、この数年は観光客やインバウンドのお客さんが増え、いつしか観光スポット的な存在になってきた部分も感じられました。

『づぼらや』のフグの看板は、写真スポットにもなり、大阪の風景として有名でした。

フグの看板が無くなることは寂しいと言う方も多いのですが、フグの看板という名物を残すためには、『づぼらや』に、てっちりを食べに行くことが、いちばん必要だったようにも感じます。

食文化を育てていくのは地域の人達であり、外国人観光客ではない。

地域の人達がそのお店に足を運び、地域の人達から愛されてこそ、食文化が根付き、育っていくでしょう。

このような現実が、コロナ禍において顕著に表れたように感じます。

ある飲食店のオーナーさんは、『地域の常連さんがいちばん大事で、観光客は、あくまでもプラスアルファとして考えておかないと、一歩間違ったら、大変なことになるで!』と、以前から忠告されてましたが、現在、ほんまに大変なことになってます。

毎日新聞の記事を読んでみて、同感するところが多く、『食文化』というものを、考えさせられる今日この頃です。

★Twitter@shinsekaizyoho
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