つい先日、新世界をブラブラ歩いてみました。
新型コロナウィルス感染拡大によって、大阪府内に緊急事態宣言が出されている中、臨時休業している店舗が並んでいます。
以前なら、多くの観光客が通天閣の写真を場所になってますが、今は写真の通り、閑散としています。
このメイン通りに、『ビリーズショップ』というお土産物店があり、営業を継続しています。
オーナーさんによると、仕入れた商品の賞味期限があり、店を閉めることも難しく、営業を継続しているそうです。
新世界を歩くと、多くの地元の人達に遭遇します。
今は、皆さんに共通して暇なので、地元の人達が道端で井戸端会議をしている光景をよく見ます。
以前、寿旅館があった場所が、解体工事のあと更地になっています。
更地を眺めながら、地元の人達が井戸端会議をされているようです。
全ての店舗が臨時休業しているわけではなく、一部の飲食店や喫茶店、物販店は営業しています。
堺筋沿いにある橋本塗料店も営業しています。
話が脱線しますが、橋本塗料店は、私にとって、子供の頃の苦い思い出があるお店なんです。
私が小学6年生ぐらいの時、父にシンナーを買ってきてくれと頼まれ、橋本塗料店に行きました。
店主さんに『シンナーなんて子供には売られへん。シンナーを何に使うんや?』と怒られ、追い返されました。
当時、中学生の間で、シンナー遊びが流行っていたそうで、橋本塗料店のオーナーさんも敏感になっていたそうです。
56歳になった今でも、橋本塗料店の前を通ると、怒られた思い出が蘇ります。
新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の中、新世界を歩くと、臨時休業しているお店、営業を継続しているお店、街並みの変貌など、様々な状況が解ります。
ひとつ気がついたことは、この10年来、新しい店舗のオーナーさんやスタッフが増え、新世界で働く若い世代の人達が増えてましたが、緊急事態宣言の中、昔ながらの地元の人達が目立ちます。
昔から新世界でお店を経営し、新世界で住んでいる人達もたくさんいます。
臨時休業する新しい店舗が多い中、新世界に何が起ころうと、新世界に根をおろし、動かない存在の地元の皆さんを頼もしく思う今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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