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【通天閣のスグ目の前にある「残念石」の縁の修理が行われました☆】

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通天閣のすぐ下、スギ薬局の前に、ひとつの石が設置されています。

この石の名は『残念石』といいます。

残念石の前から通天閣を見上げると、写真のように見えます。

その昔、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の号令で、大坂城の築城のため多くの石が小豆島から切り出されました。

しかし、一部の石は大坂に運ばれず、そのまま小豆島に残されました。

大坂城の石垣に使われず、小豆島に残されたことから『残念石』と名付けられました。

2007年、浪速区が小豆島から、その石を譲り受け、新世界の中で設置する場所を検討した結果、通天閣のスグ下、スギ薬局の前に残念石を設置することになりました。

残念石の前にある説明文には、「大願成就の石」と書かれています。

たまに写真を撮る観光客を見かけますが、車道に面しているため、石の前に車が止められていて、残念石が見えなかったり、なかなか完璧な写真スポットにはなっていません。

せっかく、小豆島から新世界に来た残念石ですが、ここでも残念な結果になっていました。

2007年に設置されてから、すでに13年になり、残念石を囲んでいる縁が崩れ、鉄の柵もグラグラになってました。

以前から、浪速区役所に残念石を囲んでいる縁の修理をお願いしてましたが、ようやく、修理工事が行われ、写真のように、きれいな縁が出来上がりました。

私が残念石の写真を撮っている時に、地元の店主さんが来られ、「何の写真を撮ってるの?」と聞かれました。

残念石の話をすると、今まで、残念石のことを知らなかったし、それがここにあることも初めて知ったそうです。

観光客だけでなく、地元の人の中にも残念石を知らない人がいたことに驚きました。

今回、残念石の縁の修理が完了したことをきっかけに、多くの人に残念石を知ってもらえるよう検討していくと同時に、いつまでも残念な石のままではなく、新世界の観光名所、写真スポットになれるよう、PRしていきたいと思います。

最後になりましたが、残念石の縁の修理を進めていただいた浪速区役所の担当の皆さんに感謝します。

ありがとうございました。

★Twitter@shinsekaizyoho
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