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【外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」】

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1995年に発生した阪神・淡路大震災、2011年に発生した東日本大震災、また、日本で初めてブラックアウト(全域停電)が起きた北海道胆振東部地震から1年が経とうとしています。

南海トラフや上町断層などによる大地震が、いつか起こり得ると言われ、大阪に住む私達にとっても他人事ではありません。

全国から、海外から多くの観光客が訪れる通天閣も地震対策は不可欠になっていました。

専門家による耐震計測によると、巨大地震の発生で鉄骨が変形する恐れがあることが判明し、通天閣は免震改修工事を行い、2015年に完成しました。

今回の工事では、4本の支柱を切断して免震ゴムを組み入れ、鉄骨梁で補強。

震度7クラスの直下型地震にも耐えられるそうです。

総工費は約6億円。

工事を請け負った竹中工務店によると、「全て調べられないので世界初とは言えないが、展望タワーでは世界でも類を見ない免震改修工事」だそうです。

また、2階までの円形エレベ-タ-がある補助塔と通天閣のタワ-とでは地震の際の揺れ方が違い、その結果、連結部分に亀裂が入ったり、落下したりする恐れがあったようです。

このように、連結部分の免震に対して、大きな課題があったそうです。

免震改修工事では、補助塔と通天閣の本体タワ-の縁を切ることで、地震のエネルギ-が集まることを避けました。

そして、補助塔と本体タワ-の連結部分を、電車の車両の連結部分の構造を組み込むことにして課題を乗り越えることができたそうです。

自然災害は地震だけではなく、台風によって大きな被害が起きることもあります。

まもなく一年になりますが、2018年9月4日、台風21号による被害は記憶に新しいでしょう。

関西国際空港にも甚大な被害が及びました。

新世界でも店舗の看板が飛ばされたり、今まで経験したことのないレベルの被害がありました。

さて、大阪では外国人観光客が激増し、大阪に宿泊する外国人も増えています。

災害時、外国人観光客に向けた情報提供をするアプリがあります。

外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」ですが、アプリの機能が大幅に向上したそうです。

浪速区まちづくりセンターが運営する『なにわにくらす』で紹介されてますので、ご覧ください。
https://naniwa-ku.com/?p=2595

9月はまだまだ台風シーズンです。

外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」を活用して、安心して日本国内の旅行を楽しんでほしいと思います。

★Twitter@shinsekaizyoho
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