クラウドファンディング

【フランスからの女性観光客と初代通天閣】

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通天閣本通商店街にビーチをイメージしたカフェ、「BUNGA CAFE」があります。

コーヒー、スイーツ、パンケーキ、アサイボウル、ロコモコ、それにコロナビール、各種カクテルを楽しめる店です。

店内にはダーツ、サッカーゲームやジェンガ、オセロなど、遊びのスペースにもなっています。

店の雰囲気のせいか、外国人のお客さんが多い店です。

平日、9割のお客さんが外国人だったことも珍しくありません。

先日、ある外国人女性のお客さんが来られ、片言で話をしてみたら、フランスからの観光客でした。

旅の思い出にInstagramの写真を撮ったり、抹茶フロートを楽しんでおられました。

下の写真は、フランス人のお客さんがInstagramに投稿した写真だけを切り抜きました。

Instagramに店の写真を投稿していただいたので、帰り際、お店からのプレゼントとして、ポストカードを進呈しました。

このポストカードには、初代通天閣の写真が使われています。

1912年、新世界の地に、初代通天閣を中心とする一大娯楽施設「ルナパーク」が開園しました。

初代通天閣は、パリの「凱旋門」の上に「エッフェル塔」を乗せたという、大阪人らしいダイナミックなデザインでした。

高さは64m。当時としては東洋一のタワーでした。

ちなみに現在の通天閣は2代目になり、高さは108mです。

フランス人のお客さんは、その昔、パリのエッフェル塔を模倣して、大阪にタワーが作られたという歴史をご存知だったようで、ポストカードを受け取って、すごく感動されてました。

言葉はほとんど通じませんが、フランスと新世界、どこか気持ちが通じたように感じました。

お店をしていると、いろんなお客さんと接する中で、昔話に花が咲いたり、共通の知り合いがいたり、共通の話題で話が膨らむことがありますが、フランスからの観光客と初代通天閣のことで、お互いが笑顔になれるなんて考えたことがありませんでした。

新世界の歴史の奥深さを感じた日でした。

★Twitter@shinsekaizyoho
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