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新世界にある一軒の店舗が1月29日をもって閉店しました☆

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新世界にある一軒の店舗が、1月29日をもって閉店しました。

閉店したのは、堺筋沿いにある時岡宝飾店です。
貴金属や時計、財布、切手にいたるまで、主に古物として販売しているお店です。
数年前までは質屋さんも併設しておられましたが、数年前、ご主人が亡くなってから質屋を閉め、宝飾店だけの営業を続けておられました。
私の父が若い頃から、時岡宝飾店のご主人とは仲良くしていて、私もお世話になった人で、閉店されると聞き、奥さんに挨拶に行きました。
懐かしい話に花が咲く中、「時岡宝飾店はいつ頃から営業されてたのですか?」と聞いたところ、「この場所に移転する前も合わせたら、新世界で60年ぐらい営業してきました」と、おっしゃってました。
私が小学生か中学生ぐらいのとき、時岡宝飾店は、今の「スギ薬局 通天閣店」の場所にありました。
時岡宝飾店、健ちゃん寿司、串かつ近江屋がならんでました。
写真にありように、マンションのビルが建つため、この3軒が立ち退きになって、時岡宝飾店は今の場所に移りました。
私が子供の頃、家族で「健ちゃん寿司」には、ちょくちょく行ったことがありますが、現在、健ちゃん寿司は、新世界の隣町、恵美須西で営業されてます。
そして現在では、串かつ近江屋は、新世界の老舗の串かつ屋さんのひとつになっています。
ちなみに、スギ薬局の向かえ側にあるココモよってぇ屋さんの場所に、当時あったもの、何か解りますか?
この場所にはストリップ劇場がありました。
ココモよってぇ屋さんの店長さんもビックリでしょうね。
時岡宝飾店は、高度経済成長時代〜バブル時代〜バブル崩壊の時代は、新世界がガラが悪いと言われ続けてきた時代でした。
長い間、新世界を支えてきたお店のひとつであり、ご主人さんと奥さんの苦労も計り知れないものでしょう。
奥さんの年齢が75歳を迎え、体力の衰えもあり、閉店を決めたそうです。
本当にお疲れ様でした。
新世界に若い世代の人たちが増え、お店も若返ってきましたが、街の変貌を語り継ぐことは、街の歴史を知る上で貴重なことでしょう。
これからもブログを通じて、私達の世代が知ることを発信していけたらと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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