クラウドファンディング

成長と発展、そして試行錯誤☆新世界市場「Wマーケット」

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新世界市場では毎週日曜日、Wマーケットが開催されています。

昨年春から始まったWマーケットが、今年も継続できるようになり、新世界市場の名物イベントとして、いっそう定着していくでしょう。
「Wマーケット(WEEKEND PRICELESS MARKET)」は、日本では珍しい「値札のないマーケット」で、テレビでも度々紹介された話題のフリーマーケットです。

各商品の値段はお店の人との交渉により決定するなど、市場の「セリ」のような感覚で買い物が楽しめます。

新世界市場はシャッターが閉まったままの店舗が増えてますが、Wマーケットの出店は、閉まったままのシャッターの前を有効利用しています。

cafe・雑貨・古着・インテリア、ちょっぴりサブカル系まで、多種多様なポップアップストアが週替わりで出店しています。

最近では飲食の出店もあり、ますます賑わいのあるイベントになってきてるように感じます。

そして、Wマーケットの継続によって、シャッターが閉まったままの状態を脱却し、賑わいのある新世界市場へ復活させていくという大きな目標があります。
また、Wマーケットに来られたお客さんが、新世界市場の既存の店舗にも入っていき、買物をする人が増えているそうです。
関係者の話によると、Wマーケットが開催している日曜日に限ったことですが、新世界市場の既存の店舗の売上は、Wマーケットが開催していない日曜日の平均1.9倍になっているそうで、中には4〜5倍の売上になっている店舗もあるそうです。
もちろん、業種によって違いがありますが、Wマーケット開催によって、既存店への波及効果は大きいようです。
ところで、Wマーケット開催前日の土曜日の夜、主催者の方々によって、Wマーケットの準備が行われてました。
毎週土曜日、約4時間ぐらいかけて準備をするそうです。

今迄の出店ブースは、テーブルをシャッターから離し、出店スタッフがシャッター側に立って、お客さんと対面で接客してました。
下の写真は、今迄のテーブル配置です。
今回のWマーケットでは、試験的に、下の写真のように、出店ブースのテーブルをシャッター近くまで下げて商品を販売するそうです。
下の写真のように、出店者はテーブルをシャッターにひっつけて、テーブルの横に出店スタッフが立ち、お客さんとコミュニケーションをとりやすくしようという試みです。
スタッフとお客さんとの距離感が近くなりそうですね。

1月20日(日)のWマーケットの出店ブースの様子です。

主催者によると、
「Wマーケットでは毎回のように、試行錯誤を繰り返しながら開催してきました。実際にやってみないと解らないことも多く、新たな課題が見つかったりすることもあります。これからも試行錯誤を繰り返しながら成長していきたいです。
と、おっしゃってました。
テーブルをシャッター側まで下げることで道幅は広くなり、歩きやすくなりますが、道幅が広いと同じ人数のお客さんが歩いても賑わい感が薄くなることもあるかもしれません。
Wマーケットの主催者の試行錯誤の話を聞くと、一般の店舗でも当てはまる内容であり、勉強になることがたくさんあります。
Wマーケットの開催により、新世界市場の活性化を基軸に、新世界北エリアの活性化の原動力になることを期待しています。
次回のWマーケットは、1月27日(日)に開催です。
☆新世界市場 Wマーケット 公式ホームページ
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