クラウドファンディング

昔、ジャンジャン横丁にあった若手お笑い芸人の登竜門☆

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家で写真の整理をしていたら、懐かしい写真が見つかりました。

これ、何の写真か解りますか?
漫才師や落語家の名前が書かれてあり、よく見ると、レッツゴー三匹、桂春蝶、ぼん・はやと、たかし・ひろし等、お笑い界の大御所の名前がズラリと並んでいます。
しかし、看板の右上には「若さの爆発」という文字が見えます。
実はこの写真、1980年頃までジャンジャン横丁にあった「新花月」という劇場の看板で、出演者の名前が書かれています。
おそらく、この写真は1960年〜1970年あたりだと思います。
新花月という劇場ですが、吉本興行ではなく、松竹芸能の関連だったと聞いています。
新花月は、若手のお笑い芸人さんの登竜門でもあったそうです。 
ガラが悪いと言われた当時の新世界、新花月の舞台に立った若手のお笑い芸人さんには、客席から痛烈なヤジが飛ぶことがあったそうで、新花月の舞台で鍛えられたと、当時を振り返る芸人さんもおられました。
また、新花月では「演歌祭り」として歌謡ショーも行われていたそうで、今では大物演歌歌手として活躍されている方の中にも、新花月の舞台を踏んだ方がおられるそうです。
この数年、テレビ局の方や新聞社から、昔の新世界の写真を探しているという話を聞きます。
私の家を探しても、家族と旅行に行った時の写真や運動会の写真は見つかりますが、私の家のまわりである新世界の街並みを撮った写真はほとんどありません。  
新世界の街並みが変貌し続け、大阪を代表する観光エリアとして様変わりをした現在、昭和時代の新世界の写真は歴史を伝える上でも貴重なものになっているようです。
もし、ご自宅に、昔の新世界の写真があれば、大切に保管してもらえたら嬉しいです。
もしかしたら、新世界の歴史を伝える一枚になるかもしれませんね。
★Twitter@shinsekaizyoho
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