9月1日(土)、新世界市場では大人のフリーマーケット「新世界宵市場」が開催され、その出店ブースのひとつに、地元からの企画として折鶴教室を行いました。
先日もブログで紹介しましたが、折鶴教室には予想以上の人が訪れ、盛況に終わりました。
折鶴教室には、ARC大阪日本語学校の生徒達も参加し、地元の人が生徒達に折鶴の作り方を教え、今度は生徒達が来場者に折鶴を教えます。
ARC大阪日本語学校の生徒達は、折鶴の作り方を真剣に習い、かなり上達した人もおられました。
日本語学校の生徒達を交えての折鶴教室は、日本の文化である折紙を知ってもらい、折鶴の持つ意味を伝えていくことだけでなく、外国人との距離を縮め、コミュニケーションを持つ機会を作ることも目標にしています。
今回、ARC大阪日本語学校の生徒達には、お弁当を支給しましたが、食事についても、いろいろ勉強になりました。
国の文化などの違いで、食べることができないものもあり、事前に確認もしました。
結局、おにぎり弁当だったんですが、欧米の方は昆布が苦手みたいです。
台湾の方は昆布は大丈夫。
おにぎりの中身だけでも、苦手なものが分かれるようで、何も入ってないおにぎりがベターだったようです。
例えば、このようなことでも、直接、外国人と接することで解ります。
地震や台風などの災害時、大阪には多くの外国人観光客が滞在しているでしょう。
お互いの距離感が近くなり、災害の時に協力し合える関係を作るためにも、文化、食事などの違いも理解する必要もあるでしょう。
折鶴教室は、ほんの小さなイベントに過ぎませんが、そこから生まれてくるものは、今後、いろんな方面で生かされる、そんなきっかけになるイベントだったように感じます。
折鶴教室を終えて、いろんな人の話や感想を聞く中で、折鶴教室の持つ意味を再認識しました。
もし来年も折鶴教室を実施するなら、今回の経験を生かしていきたいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界のイベント情報や最新情報を発信しています。
※ 当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。