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約半世紀の間での新世界の変貌とパチンコ店の減少☆

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つい数日前のことですが、新世界にあるパチンコ「あるどーれ」が閉店しました。

通天閣から南へ約70mほどの場所にあり、新世界のメイン通りに面した場所にあるパチンコ店です。
私が生まれた頃、約50年前ですが、当時の新世界には数多くの映画館があり、新世界を一周したら全ての封切映画を観れたそうです。
東映の映画館には、高倉健さんが舞台挨拶に来られた時もあったそうです。
東方敷島もあり、夏休みにはゴジラ映画が楽しみでした。
大映の映画館では、ガメラ映画を観たこともあります。
しかし、カラーテレビの普及などもあり、映画館が減少、そして日本はバブル期に突入。
新世界では映画館の跡にパチンコ店ができ、多い時で新世界にパチンコ店が12店舗ほどがひしめき合った時代がありました。
ちょうど、パチンコがチューリップ機からフィーバー機に移行した頃です。
そして、10〜15年程前から、パチンコ店の跡に大型の串かつ店が進出してきました。
現在、新世界には40店舗以上の串かつ店があると言われています。
大雑把ですが、新世界は約半世紀の間に「映画館の街→ パチンコの街→ 串かつの街」と変貌を遂げた街と言えるでしょう。
ところで、パチンコ「あるどーれ」が閉店し、新世界にはマルハン新世界店を除いたら、大栄ホールの1店舗になりました。
新世界のパチンコ店が1店舗になるなんて、ひと昔前、誰が予想できたでしょう。
パチンコ業界内の事情などもあると思いますが、娯楽の多様化、新世界の観光地化、街並みや来訪客の変化など、様々な要因があるでしょう。
娯楽の殿堂、庶民の遊びと言われたパチンコが、新世界から無くなっていく状況を見ると、寂しい気持ちになりますが、時代のうねりには逆らえないと実感する今日この頃です。
★Twitter@shinsekaizyoho
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