ジャンジャン横丁は、新世界の南東部に位置し、全長は約180m。
商店街にはアーケードがあり、道幅は狭く、約2.5mほど。
串かつ、寿司、立ち飲み、ホルモン、居酒屋、喫茶店、将棋クラブなどが並び、昭和レトロな商店街は、新世界の中でもディープな街とも言われています。
ところで、以前、ある地元の方が、昭和31年10月1日号の「週刊新潮」に、建設途中の通天閣の写真が巻頭に載っていることがわかり、手に入れたそうです。
初代通天閣が解体され、数年間、新世界に通天閣が無い時代がありましたが、地元の人たちの熱意と行動力で、現在の2代目通天閣が建設されました。
当時、ジャンジャン横丁にはアーケードが無かったんですね。
写真にあるネオンには、「ジャンジャン町」と表記されてますが、私も含め、昔から地元の人たちはジャンジャン町と呼んでました。
個人的には、ジャンジャン町という言い方に懐かしさを感じます。
今、商店街及びメディア関係も含め「ジャンジャン横丁」という名前で発信しています。
それに、『ジャンジャン横丁』は商標登録もされているそうです。
以前、ジャンジャン横丁の店主さんのグル-プが、どちらの名前がいいか、一般人にアンケートを取ったこともありましたが、「ジャンジャン横丁」が多数を占めました。
商店街名を「ジャンジャン横丁」と決めた当時の理事長に聞いたところ、『横丁でも町でも、言いやすい方を使って下さい』と言ってました。
ですから、商店街のア-ケ-ドには、写真のように、『ジャンジャン横丁』と『ジャンジャン町』の2種類の表示があります。
アーケードのアーチには「ジャンジャン町」、アーケード内のパネルには「ジャンジャン横丁」、なんか面白いですね。
実は、ジャンジャン横丁でもジャンジャン町でも、どちらも通称名で、正式な商店街名は「南陽通商店街振興組合」といって、行政関係の広報誌には、正式名が使われることが多いようです。
ところで、『ジャンジャン横丁』の「ジャンジャン」は三味線の音が由来です。
昔、店の中から三味線や太鼓など、鳴り物の音が賑やかな商店街だったところから「ジャンジャン」になったそうです。
ジャンジャン横丁について、ネット検索してみたら、成り立ちから現在の様子まで、多くの情報を得ることができ、私の知らないこともたくさんあります。
調べれば調べるほど、奥深い魅力を感じます。
今は三味線の音は聞こえてきませんが、朝から晩まで賑やかな街、ジャンジャン横丁にお越し下さい。
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