区民元気ふれあいコンサート☆来年も継続するかどうかの議論がありました！

先日、ここの会議室で新世界町会連合会の役員会が行われました。

議題は、７月２１日に行われた新世界夏祭りの収支報告が中心で、今年の課題をふまえ、来年の新世界夏祭りに向けての方針も議論されました。

その他、様々な案件が話し合われ、その中のひとつ、８月１９日にスパワールド階段上ピロティで開催された「区民元気ふれあいコンサート」についての議論がありました。

新世界町会連合会によって開催してきた「ふれあいコンサート」は、今年、第１６回目を迎えました。

始めた頃は、フェスティバルゲートのイベント広場で開催してましたが、フェスティバルゲート閉館後は、スパワールドさんの協力のもと、階段上ピロティで開催するようになりました。

開催するにあたり、商店主さんらによって、簡易ステージ８台、椅子100脚以上を階段上ピロティに運び込みます。

そのため、準備から撤収まで、かなりの人数と体力が必要になります。

１６年という年月の中で、最初から携わってきた商店主さんらは高齢化し、商店街は串かつ店を中心にテナントが増え、地元商店主さんが減少傾向にあります。

浪速区でも小学校の３校合併があったり、子供の数も減少しているようです。

また、以前は吹奏楽部がありましたが、今は吹奏楽部の活動がなくなった学校もあり、参加校も多い時に比べたら減ってきているようです。

新世界の状況の変化、浪速区の学校の状況の変化をふまえ、来年の「区民元気ふれあいコンサート」を開催するかどうかの議論になりました。

１６年も継続してきた新世界の恒例行事ですから、そう簡単に結論が出る話ではありません。

浪速区の子供達の発表の場を新世界に作ろうという意思のもと、ふれあいコンサートを始め、それが、商店主さんによる新世界の活性化への動きの基礎となりました。

商店主さんが協力し合い、みんなで汗を流して頑張り、一体感が生まれます。

現在、新世界では様々なイベントや企画が行われ、新しい文化も生まれていますが、ふれあいコンサートは、それらの先駆的なイベントでもありました。

会議では様々な意見がありましたが、来年は、準備や撤収の合理化も検討し、条件付きで開催することになりそうです。

時代の流れは、街を変え、人も変え、価値観も変える、そんな現実を感じた会議でした。

写真は今年夏の区民元気ふれあいコンサートです。