新世界の名物という表現が適切かどうか解りませんが、やはりこの写真は「THE 新世界」でしょうね。
新世界というより、今や大阪を代表する風景にもなっています。
下の写真は、朝日劇場の大衆演劇が終了後、役者さんによるお客さんの送り出しの風景です。
人気の劇団が来てる時は、かなりの人だかりができます。
昭和な雰囲気を感じる新世界の名物でしょう。
新世界に観光人力車が運行し始めたのは、５〜６年前ですが、今では新世界に根付いた名物になっています。
通天閣本通商店街に、浴衣レンタルの店があり、その店まで人力車でお客さんを迎えに行くというサービスもあるようです。
人力車、浴衣、通天閣、なかなか絵になりますね。
そして、いよいよ解体工事が始まりました。
パチンコ「アサヒ」として昨年まで営業していたビルですが、解体することになりました。
私が生まれた時から、この場所には旧建物があり、子供の頃にはお化け屋敷があった記憶があります。
新しいビルになってからは、一階はパチンコ店、それに最上階にはサウナがあったようです。
この場所には、建物があって当たり前、それが無くなると、全く風景も変わり、寂しい気持ちになります。
様々な名物や風景は、それぞれ時代の中で存在し、輝き、それが継続するものもあれば、無くなるものもあります。
諸行無常を感じる今日この頃です。
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