1912年7月3日初代通天閣を中心とした一大娯楽施設「ルナパーク」がオープンし、新世界の原型が誕生しました。
2012年、新世界は生誕100周年を迎えました。
当時、新世界100周年を記念した様々なイベントや企画が行われ、テレビや新聞、雑誌などで大々的に紹介され、新世界が全国的に周知されてました。
そして今年、2017年7月3日、新世界105周年を迎えます。
100周年から早いもので5年が経ちました。
5年の間に、新世界には新しいお店や施設ができ、新世界100周年を知らない人達が増えてきています。
街を見渡しても、5年前には無かったお店や施設が目立ってきました。
同時に新世界100周年当時にはあった店が、今は違う店になっていることも珍しくありません。
そんな時代の流れを感じる中、新世界若手商店主の会「新世界援隊」は、『新世界105周年記念ステッカー」を作り、新世界105周年を周知していこうという話になりました。
実はこの企画、4月頃から具体的な議論を繰り返し、ようやく公表できるようになりました。
ステッカーのデザインは、宝塚大学造形芸術学部の学生さん、及び、関西の若手デザイナーの方々から応募があった約40作品の中から選ぶことになりました。
ルナパークの時代〜ルナパーク閉園〜戦争による鉄材供出で初代通天閣の解体〜2代目通天閣の再建〜映画館の街〜パチンコの街〜串かつの街〜大阪を代表する観光地へと、新世界は時代と共に、様々な色に変わり、染まりながら、衰退と発展を繰り返してきました。
そして現在では、ホテルやホステルなどの宿泊施設のオープンが続き、大阪の観光拠点としても機能し始めています。
これから将来、新世界はどんな街になるのか、どんな街に変化していくのか、地元の人達にとって最大の関心事でしょう。
そのような激動の中、新世界105周年を迎えるにあたり、ステッカーのデザインは「未来の新世界」をテーマにしています。
すでに先日、新世界援隊の執行部の中で、7作品まで絞り込みました。
近日中に、7作品に選ばれた学生さんと若手デザイナーさんに来ていただき、作品についてのプレゼンをしてもらい、その元で新世界援隊メンバーによって「新世界105周年記念ステッカー」のデザインを決定いたします。
記念ステッカーは、新世界の各店舗に配布し、掲示してもらうことになっています。
デザインコンテストの会場は、新世界に新たにオープンした「HOME HOSTEL」1階のフリースペースを使わせていただくことになりました。
どの作品に決定するのか楽しみであると同時に、未来に向けて、新世界がますます発展していくことを願っています。
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