昨年9月末に、ジャンジャン横丁の名物オブジェ「誓いの鍵」「運命の赤い糸」「恋人達の真実」
「今昔写真展」などが撤去されました。
撤去については新聞やテレビのニュースでも紹介されましたが、これらの名物オブジェは、平成18年頃から、ジャンジャン横丁の活性化に向けて若手商店主さんらが集まり、商店街に訪れる人達が楽しんでもらえるような仕掛けを作り、商店街の塀に掲示した作品です。
オブジェの設置は今から10年程前のことですが、当時の新世界は、現在のような大阪を代表する観光エリアという認識はなく、昔ながらのガラが悪い街というイメージが強かったように思います。
外部からの串かつ店の参入が徐々に始まった頃でもありました。
ジャンジャン横丁の商店主さんらが、将来の街作りへの危機感を持ち、そんな中で生まれた名物オブジェでした。
名物オブジェがあった場所は現在工事中で、新しく店舗が並ぶ計画になっています。
「商店街に多くの店舗が並ぶことが活性化であり、名物オブジェは活性化に向けて作ったもの。
撤去することに一抹の寂しさはありますが、商店街にとっては発展的なことであり、新たな店舗ができることは歓迎です」と、ジャンジャン横丁の理事長がおっしゃってました。
どのような店舗ができるのか、まだ発表できる段階ではないようですが、今年中にもオープンするかもしれませんね。
新たな店舗が並び、新たに生まれ変わるジャンジャン横丁、ますます賑やかな街に生まれ変わるでしょう。
★Twitter@shinsekaizyoho
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