伊賀市立緑ヶ丘中学校の生徒達による商人体験が、11月8日に引き継ぎ、昨日10日(木)も新世界全域で行われました。
緑ヶ丘中学校の生徒達による商人体験は、新世界では3回目となり、秋の恒例行事になってきました。
8日の商人体験は雨、そして昨日は寒さが厳しい日でした。
そんな気候の中、95名の生徒達は、初めての場所での商人体験を頑張りました。
事前に新世界内で回覧されてたので、販売が始まると同時に、新世界の地元の人達は、伊賀の特産品を買いに集まりました。
ジャンジャン横丁北入口、通天閣下、通天閣本通商店街北入口、以上3カ所での販売でした。
それに行商組もいて、新世界の商店街内を歩き回り、観光客や店舗の方に声をかけ、商品を販売しました。
生徒達にとっては初めての商人体験で、初めは声も小さく緊張気味でしたが、時間が経つにつれ声も大きくなり、商品を売ることに積極的になっていきました。
偶然にも新世界でテレビ番組の撮影が行われていて、行商をしている生徒にもカメラが向けられ、撮影に参加したグループもありました。
お手伝いに来てくれたお笑い芸人さんに、今まで携わった商人体験について、気が付いたことを教えてもらいました。
大阪のお客さんの特徴は、気さくに冗談とかを生徒達に言ったりしますが、その時の生徒達の返答によって、商品の売れ行きが違ってくるそうです。
お客さんの言葉に上手く切り返しができたら、買ってもらいやすくなるようです。
商品を売るには、お客さんとのコミュニケーションが必要で、特に大阪人には、笑いの要素が必要なようですね。
商品を売るということは、まず自分を売ること。
生徒達の人柄を見て、「それじゃあ、頑張ってるから何か買うたろか」という感じにもなるようです。
商品を売ることの難しさは、大人の世界でも中学生の商人体験でも共通しているところがありますね。
商品を売るために、大きな声を出し、歩き回り、お客さんとコミュニケーションをとり、生徒達にとって貴重な経験になったようです。
勉強ができるから商品を売るのも上手いというわけではなく、多くの生徒達が商人体験を通じて、今までの学校生活では気がつかなかった、新たな自分を見つけることができたかもしれませんね。
雨が降る中、そして寒い中、生徒達は本当に頑張りました。
2日間とも完売という形で終わりましたが、完売以上の素晴らしい経験をすることができたでしょう。
新世界での商人体験をこれからの学生生活や人間関係に繋げていってほしいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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