2016年４月１日、午前11時39分頃、三重県南東沖を震源とするマグネチュ－ド６、最大震度４の地震が発生しました。
新世界に建つビルの３階にいた私は、ゆっくりとした揺れを感じ、けっこう長く揺れていたように思いました。
テレビのニュ－スなどで、あべのハルカスのエレベ－タ－が緊急停止したとか、関西空港や百貨店の様子など、地震の時のリアルな様子が映し出されました。
被害などの報道が無かったのが幸いでした。
しかし、新世界に住む私にとって、気になるのは通天閣の状況でした。
ニュ－スで通天閣の状況が放送されてなかったように思い、通天閣の副社長に、その時の様子を聞いてみました。
お客さんの携帯から一斉に緊急地震速報が鳴り、一瞬、驚きましたが、通天閣２階フロアではほとんど揺れを感じなかったそうです。
展望台にいたスタッフも「地震あったんですか？」と、気付いてない様子だったそうで、お客さんもパニックになることなく、普段と変わらない営業ができたそうです。
通天閣では大地震に備えた免震工事が昨年に完成しています。
免震構造によって、地上の揺れが吸収され、タワ－内部では揺れの大きさが縮小されるようです。
副社長は「タワ－内部でほとんど揺れを感じなかったのは免震工事の成果と言えるかもしれませんね」とおっしゃってました。
地震の翌日である土曜日も新世界は多くの観光客で賑わいました。
新世界に来られたら、通天閣の展望台から大阪の風景を楽しみ、ビリケンさんに願い事、そして通天閣の免震構造もチェックしてみて下さい。
そして何よりも、いつか起きる大地震に備え、日頃から防災意識を持つことの重要性を改めて感じました。
★通天閣の免震改修工事については下記のホ－ムペ－ジをご覧下さい。
http://www.takenaka.co.jp/recruit/fresh/project/tsutenkaku/index.html
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