今年７月３日、「通天閣」は今秋から免震改修工事を実施すると発表し、新聞各社で紹介されました。
通天閣は、南海地震などの巨大地震が起きた場合に備えて免震改修工事を１０月～来年６月末までの９カ月間実施すると発表しました。
その発表の通り、昨日、１０月１日より通天閣の足元にはいくつものカラ－コ－ンが置かれ、免震改修工事が始まったようです。
総工費は約６億円。
工事を請け負う竹中工務店によると、展望タワーでは世界で類を見ない免震改修工事だそうです。
1956年、現在の２代目の通天閣が建てられました。
おおよそ築６０年の通天閣は「耐震構造の父」である内藤多仲氏の設計で、「ほぼ状態の変化がない」ほどの頑丈さだが、最新の耐震診断で塔の一部が変形する恐れがあることが判明し、今回の耐震工事の着手が決まったそうです。
通天閣の免震改修工事は始まったばかりで、これから当分の間、通天閣の足元を中心に、工事関係でバタバタした状況になるかもしれません。
しかし、ご安心下さい。
通天閣は工事期間中も営業を続ける予定だそうです。
通天閣の展望台から、大阪の景色をお楽しみ下さい。
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