クラウドファンディング

アジアゾウ「春子」☆大阪を癒した60年

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産経新聞(8月2日/夕刊)のトップ面に、『春子 大阪を癒した60年』というタイトルで、天王寺動物園で人気者だったアジアゾウ「春子」の死について掲載されてました。

140802_185011.jpg

先日、当ブログでも紹介しましたが、昭和25年4月、当時、中学生だった私の親父は、天王寺動物園にゾウ「春子」が運ばれてきた瞬間を見たそうです。

親父は産経新聞の取材を受け、紙面には「春子を見ようと周辺の道路に人だかりができた。春子が家族連れの観光客を呼んで天王寺や新世界に人が集まり、戦争の荒廃から発展していく転換期になった」とコメントが記されています。

紙面によると、戦時下、ライオンやホッキョクグマなどは殺処分にされてました。

戦後まもない天王寺動物園は、あまりのみすぼらしさに、市民は静物園、養鶏園と呼ぶ始末だったと大阪市天王寺動物園70年史に記され、昭和25年の来園者は前年度の2倍、158万人に増加したそうです。

昭和20年 終戦

昭和25年 春子が天王寺動物園に来園。

昭和31年には2代目の通天閣が再建。

昭和45年には大阪万博開催。

そして、平成26年、あべのハルカス開業。

天王寺動物園のゾウの運動場からはあべのハルカスを見ることができます。

アジアゾウ「春子」の存在は、まさに大阪を癒した60年と言えるでしょう。

※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*