私が学生の頃、今から30年程前ですが、新世界市場は近隣からの買い物客で賑わっていました。
新世界市場から食材を仕入れる飲食店も多く、「新世界の台所」として存在していました。
新世界市場が木曜日が定休日なので、同じく木曜日を定休日にする飲食店が多かったように思います。
しかし、ここ数年、近くに大型店の進出や商店主さんの高齢化、後継者不足などが影響し、新世界市場が衰退してきました。
反面、今や新世界は「串かつの街」として、全国から多くの観光客が訪れます。
新世界は大阪を代表する観光地に発展してきましたが、最近、新世界市場でも新たな動きを感じるようになりました。
シャッタ-が下ろされた場所に、新たな店舗が入ってきています。
その中のひとつ、最近、新世界市場にできたお店を紹介しましょう。
『ラッキー屋』には、食器、雑貨、骨董品などが所狭しと並べてあります。
商品の金額は50円~1万円と幅広い。
有田焼、美濃焼、九谷焼などもあり、掘り出し物を探しにリピ-タ-も多いそうです。
実は、新世界市場側から堺筋までお店が突き抜けていて、新世界市場側のお店はラッキー屋、堺筋側のお店は『ラッキーリサイクル』といって、家電などのリサイクルショップになっています。
たまに、堺筋側から新世界市場へ、店内を素通りする方もおられるそうです。
新世界市場では、今までシャッタ-が下ろされたままの店舗に、少しずつですが新たな店舗がオ-プンしています。
新世界の北エリアの活性化には、新世界市場の動向が大きなウエイトを占めています。
新世界市場に活性化の兆しを感じます。
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