先日、新世界新名物の認定を書きましたが、私が子供の頃からの新世界名物といえば、何といっても『釣鐘まんじゅう』でしょう。
通天閣から北へ約50mの場所に『釣鐘屋本舗』がありますが、「釣鐘まんじゅう」は四天王寺と深い関わりがあったんです。
明治33年(1900年)、地元の有志から四天王寺に大梵鐘が奉納され、大阪商人の心意気を示す快挙として評判になりました。
その奉納記念に、釣鐘の型を模した饅頭を四天王寺前で売り出したのが『釣鐘まんじゅう』の始まりです。
また、昭和初期、世間ではバナナがブームとなりました。
当時、バナナは庶民の手の届かない高級果物だったそうです。
バナナを食べたいが、食べれないという庶民の願いを思い、考案したのがバナナのお菓子「名代芭蕉」だったんです。
今も、バナナのお菓子「名代芭蕉」と『釣鐘まんじゅう』は釣鐘屋本舗の名物として、安定した人気を誇っています。
ちなみに「名代芭蕉」は私のお気に入りで、バナナ風味の餡がヤバイぐらい美味しい。
バナナは1本食べれますが、芭蕉は切って食べて下さいね。
芭蕉1本は、ちょっとキツいかもしれません。
是非、新世界のお土産には「釣鐘屋本舗」にお立ち寄り下さい。
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