家の片付けをしていて、古い写真が見つかることがありますよね。
私の家でも、先日、片付けをしていて、古い写真が見つかりました。
もちろん、新世界で撮った写真もありましたが、その中から、貴重な一枚の写真を紹介します。
下の写真は、今のジャンジャン横丁の東側路地で撮ったものらしい。
私の父が生まれた頃(昭和10年前後)の写真だそうです。
昭和に写っている人が持っているのは、三味線や太鼓など、いわゆる鳴り物です。
ジャンジャン横丁の「ジャンジャン」は、三味線の音が由来だといわれています。
当時、お客さんを呼び込むため、店の中から三味線や太鼓など、鳴り物の音が聞こえ、一日中、賑やかな町だったそうです。
この写真は、ジャンジャン横丁の「ジャンジャン」が三味線の音が由来であることを示すものでしょう。
今までは、聞いてただけの話でしたが、写真を見ると、ぼんやりですが当時のイメージが浮かんできます。
ところで、写真の奥に看板が見えますね。
「女」という字が見えますが、『女紹介所』と書かれてあったそうです。
戦前の新世界、時代を感じます。
古い一枚の写真から、当時の新世界の様々なことが推察されますね。
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