下の一枚の写真をご覧下さい。
ある日の夜、新世界の商店街の道路を写しました。
道を見て、何が解るねん…?
と、思われるでしょう。
しかし、この道路を見たら、時代の流れや街の変貌、来訪者の変化が解るんです。
ひと昔前、新世界の道路にはタバコの吸殻が散乱しておりました。
当時、新世界には、くわえタバコをしながら歩く人が目立ち、もちろん、タバコのポイ捨てが日常化していました。
日雇い労働者の姿が多い時代で、まさに中高年の男の街というイメージでした。
上の写真を見て、タバコの吸殻が全くないのが解ります。
その代わり、所々にガムが捨てられているのも目立ちます。
新世界への来訪者が変化してきたことが、写真を見て推察されます。
ひと昔前に比べて、圧倒的に若者が増えてきています。
新世界で働く若い女性も増え、女性グル-プの観光客も当たり前の街になりました。
急激な街の変貌は、昔ながらの商売をされているお店にとっては厳しい状況でもありますが、大阪を代表する観光地になった新世界は、これからも若返りを繰り返しながら成長していくでしょう。
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